ここがパンチライン!(本とか映画、ときどき新聞)

物語で大事なのはあらすじではない。キャラクターやストーリーテリングでもない。ただ、そこで語られている言葉とそのリアリティこそが重要なんだ!時代の価値観やその人生のリアリティを端緒端緒で表現する言葉たち。そんな言葉に今日も会いたい。

2015-10-10から1日間の記事一覧

『職業としての小説家(村上春樹)』

かなり正直に誠実にお話しされています。 この人のついて、いまさなどう言うでもないです。 これを読んでまた村上春樹の小説が読みたくなった。それだけです。 ・・・多くの学生と同じように、その運動のあり方に幻滅を感じるようになりました。そこには何か…

『テロリストのパラソル(藤原伊織)』

[主人公の人物造形] ・小さなバーのバーテンやってる・メニューはホットドックだけ(めちゃうま)・アル中でウィスキーばっか飲んでる・若い頃、学園闘争の縁で前科あり・ピンチのときこそ軽口たたく・気が強い女が好き(当時も娘も)[話のあらあら筋]・公園…

『ミレニアム版 ドラゴンタトウー』

ハリウッド版があまりにおもしろかったので、オリジナル版を。 汚職事件の名誉訴訟に敗れて、島に館をかまえる一族からの依頼。 リスベット(ハッカー・要保護)が、と初めてミカエルが出会うのが90分過ぎ。 女と寝てる部屋で「君は裏の世界の有名なハッカー…

『ブラックダリア』

本作、LAを舞台とするサスペンス「LA四部作」と言われるということで観るしかないな。実際に起きた事件「ブラックダリア事件」をもとに原作が書かれている。ジェイムズエルロイ原作。監督ブライアン・デ・パルマ、06年作。 若くて見込みのありそうなイケメ…

『ギルバート・グレイブ』

93年作。若いレオナルド・ディカプリオ(アーニー グレイブ)、若いジョニー・デッ プ(ギルバート グレイブ)。レオナルド・ディカプリオ。レオナルド・ディカプリオ。 なんてカッコいい名前なんだろう。 舞台は”音楽なしのダンスみたいな街”。アイオワの…