ここがパンチライン!(本とか映画、時々 新聞)

いま、物語で大事なのはあらすじではない。そこで語られている言葉とリアリティだっ!!ということで、卑怯で弱い人間を愛したい。人間の野蛮さ、愚劣さから目を背けたりしたくない。おのれ自身の端緒(根っこ)が絶えず更新されてゆくそんな経験をする、そのための記録。大江健三郎と吉田修一と。三島と太宰と。村上春樹と中村文則、小島信夫と舞城王太郎。カズオイシグロにミシェル・ウェルベック。カーヴァーとチャンドラー、ブコウスキーにキューブリック。コッポラにデビット・フィンチャー。ウディ・アレンもケヴィンスペイシーも。談志だって

2016-07-03から1日間の記事一覧

『24 season1』

だいたい分かったから、もう観るのやめる 巷で騒がれた頃に一度も見なかった。 だって、仲間内の話題では上がらないテレビの中だけで騒がれてる世の中ごとだし。 「24観てる?あの時ジャックがさあ」とか話題にも上がろうものなら観てたんだろうけど、海外…

『鍵のかかる部屋(三島由紀夫)』

怪物 罪というものの謙虚な性質を人は容易に許すが、秘密というものの尊大な性質を人は許さない。 弘子のあけすけな欲望は、人が本心を隠してものを言う時のような誇張された闊達さで言われたからである。 それが不条理な判断を迫るのである。この嬰児は私た…

『高倉健インタヴューズ(野地秩嘉)』

「日本刀は心が安らぐんですよ。夜中に引っ張りだして、すーっと抜き身にして、ぽんぽんぽんって打ち粉を打って、そして眺めます。刃物ってのはただの道具なんですが、日本刀だけはそんな機能を通り越した美しさを持っているように思います。選び抜かれた鉄…