ここがパンチライン!(本とか映画、ときどき新聞)

物語で大事なのはあらすじではない。キャラクターやストーリーテリングでもない。ただ、そこで語られている言葉とそのリアリティこそが重要なんだ!時代の価値観やその人生のリアリティを端緒端緒で表現する言葉たち。そんな言葉に今日も会いたい。

2017-01-15から1日間の記事一覧

『続男はつらいよ』

69年、松竹、山田洋次。 続男はつらいよ。つまり第二話だ。 散々引き止められるが、トンボ帰りでまた旅に出る寅。 (「じゃあ何でわざわざ戻ってくんだ」ってのは野暮って話) 「引き止められるうちが花よ」 「おめえたちには分かるめえが、これが渡世人の…

『男はつらいよ(第一話)』

昭和の名作回顧月間。 男はつらいよ第一作目だ! フーテンやってる寅次郎が、大人になったさくらに会いに来るところから始まるんだ。 わたくし生まれも育ちも葛飾柴又でございます。 帝釈天で産湯を使い、姓を車、名を寅次郎、 人呼んでフーテンの寅と発しま…

『まいっちんぐマチコ先生』

81年〜83年。えびはら武史原作。 小生がちょうど生まれた頃のアニメだったのか。。 キャッチーなタイトリングの記憶ばかりあったので、Amazonプライムでタイトルをみかけて一話だけ見てみる。 あちゃ〜、こりゃあPTAも大騒ぎだわ、という描写と精神性。 …

『アナーキズム(浅羽通明)』

幸徳秋水、石川三四郎、大杉栄という三大アナキスト 1910年 大逆事件 (幸徳秋水ほか24名が天皇暗殺謀議のかどで逮捕、半数が処刑) 1923年 大杉虐殺(甘粕事件) (戒厳令下の不法弾圧事件。憲兵隊によって伊藤野枝、甥の宗一さも虐殺さる) 「い…