ここがパンチライン!(本とか映画、ときどき新聞)

物語で大事なのはあらすじではない。キャラクターやストーリーテリングでもない。ただ、そこで語られている言葉とそのリアリティこそが重要なんだ!時代の価値観やその人生のリアリティを端緒端緒で表現する言葉たち。そんな言葉に今日も会いたい。

テレビ

「さよならテレビ(2019年、圡方宏史:東海テレビ)」

会社定時上がりで、さらに早めに切り上げてポレポレ中野へ。 上映時間まで串カツ田中でハイボール一杯だけ飲んで臨む。 アイドル趣味の派遣社員。 地下アイドルにチェキにサインしてもらい、おしゃべりするところ。 なぜ東海テレビが岩手産のお米を弁当で食…

『anone #8』

『anone #8』・首絞めて殺そうとした弁護士を囲んで、その後くず餅食べてるシーンが好き ・グラスが割れたと思ったら念力送ってた ・病室での彦星君との対面シーン 「開けないで、もらえますか?」

「anone #6-7」

『anone #6』 いい思い出って支えになるよね あなたまだ19なの。楽しくていいの 『anone #7』 「偽札造り楽しいですか?」「求められるのは嬉しいですよ」 「この人、自分の魅力に気づいてないんだなー。私が先に見つけたんだな」って思ったとき、人は人を好…

『WALKING DEAD ウォーキングデッド(シーズン7)』

以下、メモ。 シーズン7のオープニングはいささかセンセーショナルだった。 飽きられないためにはこれくらいのインパクトが必要だったのだろう。 オープニングメンバーのグレンがとうとうララバイした。 しかもあまりにインパクトのある残酷な仕打ちで...。…

『カルテット(8)』:死ぬなら今かな?っていうくらい、今が好きです。

別府「いつもそのコーヒー牛乳飲んでますね。好きなんですか?」 すずめ「あ、はい。好きだってこと忘れるくらいいつも好きです」 家森「5文字しりとりする?か・た・お・も・い」 すずめ「いいんです。」 へえ〜からは何も生まれませんよ。へえ〜を生まな…

『カルテット(6)』:どうしてこうなったのか、わたしにもわからないんです。

結婚した相手の価値観の違いを、どういうところに観るか。 唐揚げに何も聞かずにレモンをかける妻。 「これ、人生ベスト1だから」って借りてきた自分の好きな映画を一緒に観ているときに、「この人はいい人か悪い人か」とか「なんでさっき一緒にいたのに今…

『 ブレーキングバッド Season1 ep.1(Netflix)』

西田善太さんが、ハマってるって言ってて ハウスオブカード見終わったら観ようと思ってたら、あらこんな時間。。 ニューメキシコに住む、清き真面目な化学教師。 真面目で平凡に生きてきたが、ガンで余命宣告される。 ヤクの精製現場に踏み込むのに同行し、…

『パン工房 ピーターパン(カンブリア宮殿)』

ピーターパンの社長・横手和彦氏。 社長登場のシーンを一目見て、この社長が好きになってしまった。 コロコロを持ってスタッフ一人一人の背中をコロコロして髪の毛やホコリを取る。 「これやると、スタッフのみんなと挨拶できるでしょう。」 1店舗あたりの売…

『北の国から 92’巣立ち』

これくらいからか。五郎の演技が大げさになった。より個性を研いできた。 富良野に一人でいることが(自分自身でひとりごつことが多くなった)、からという説明も出来るが、とことん甘くこびる言動や口調になったことは確かだ。蛍に「次はいつ帰ってくるんだ…

『北の国から 89’帰郷』

父親が入る風呂の、薪を純がくべながら話をするシーンがいい 今回、蛍の初恋が描かれる。 蛍はどうやって好きになるのかなあって思ってたら、 肛門科の患者としてやってくるゆうちゃん(=緒形直人)。 画面の中ではもう会ってるんだけど、物語の中ではまだ…

『北の国から 83’冬』

草太にいちゃんは、青年団の農村花嫁対策委員。村の若者のためにラーメン屋の妙子(吹雪ジュン)を説得するところを、自分が懇意にしちゃう 五郎と熊さんは東京に出稼ぎに行く。五郎は、笠松みどりの700万の連帯借用証に判を押してしまっていたがゆえに借金…

『北の国から 87’ 初恋』

国民コンテンツとでもいうべき『北の国から』シリーズを観ようと思ったのは、社内の飲み会がきっかけだ。 僕は昭和57年生まれなので、同世代ではサッカーで大久保嘉人、野球で青木宣親、ジェニーズで滝沢秀明。初めて買ったCDは槇原敬之『どんなときも』…

『紋切り型社会(武田砂鉄)』

当たり前のように使われている言葉をほぐして考える。そこで思考停止になってたのは自分自身だ、と気づかされる。01「乙武君」乙武君の“君”から拡げる、日本の”君”ブラックホール史。障害者→24時間テレビのえげつなさ(障害者に動いてもらうと数字が上がるん…

『ダンサー・菅原小春(「情熱大陸」)』

ダンスは全くの門外漢だけど、この人は凄いと思った。先々週の情熱大陸。23歳。千葉県生まれ。世界中のワークショップで引っ張りだこ。 よく笑い、よく感じる。スキゾな動き。 自然に、新しい土地に勝手に身体が動く、狂喜する。 彼女の言葉はダンスの前でま…

「最高の離婚」考

「最高の離婚」が再放送でやっていたので、最初から見直した。 このドラマの醍醐味は、通常では一家庭の一夫婦の犬も喰わない痴話喧嘩を、○○家も巻き込んでの、ぶつけ合うシーンにあると思う。 しかもその修羅場で交わされる本音の吐露が、誠に人間的で魂の…