ここがパンチライン!(本とか映画、ときどき新聞)

物語で大事なのはあらすじではない。キャラクターやストーリーテリングでもない。ただ、そこで語られている言葉とそのリアリティこそが重要なんだ!時代の価値観やその人生のリアリティを端緒端緒で表現する言葉たち。そんな言葉に今日も会いたい。

『ストロボライト(青山景)』

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代休の金曜日の朝、自室で30分くらいでみる。

青春時代のヒリヒリとする憧憬。
自分の夢とか思想信条が大事でぶつけ合う。
そういうもの同志とか、そういうものを持ってない人と。
ずいぶん自分本位で、粗末に扱ってた、恋愛と相手の気持ち。


エンディングは、一見読者には意外だが、至極まっとう。


クライマックスの印象的なコマ割りで、

「あいつと結婚しようと思う」と告げて、”相手が受け取る考える”のコマは一コマ。
物語に没頭しているはずの主人公は、未知の心揺るがす状況は選ばなかった。

 

その気持ちと選択は、本当に嘘ではなかったか。