『今こそ読みたいマクルーハン』
あまりに情報とメッセージが散逸で、著者自身この思想家をうまく、捉えられてない?
とも思ったが、問題はマクルーハンそのものにもありそうだ。。。
表象的な言葉が多く、その多くを説明していない。
「私は説明しない。探求するのみ。」
・アフォーダンンス=モノが人間に認識させる行為の可能性
cf)ドアにドアノブが付いていれば、それを持って押したり引いたりするように
正しいアフォーダンスが実現されるような状態を設計しなくてはならない。
・「ホットとクール」=与えてくる情報が多いのがホット。低精彩低解像度で与えてくる情報が少ないのがクール。参加度が求められるのクールなほう(cf:ゼミ)。観客の側にも積極的に耳を傾ける努力が必要とされるクールな音楽。
・SNSによって、個人主義の時代には似つかわしくないような、強固な仲間意識の復活が生じている