ここがパンチライン!(本とか映画、ときどき新聞)

物語で大事なのはあらすじではない。キャラクターやストーリーテリングでもない。ただ、そこで語られている言葉とそのリアリティこそが重要なんだ!時代の価値観やその人生のリアリティを端緒端緒で表現する言葉たち。そんな言葉に今日も会いたい。

『今こそ読みたいマクルーハン』

あまりに情報とメッセージが散逸で、著者自身この思想家をうまく、捉えられてない?
とも思ったが、問題はマクルーハンそのものにもありそうだ。。。

 

表象的な言葉が多く、その多くを説明していない。

「私は説明しない。探求するのみ。」


・アフォーダンンス=モノが人間に認識させる行為の可能性
cf)ドアにドアノブが付いていれば、それを持って押したり引いたりするように
  正しいアフォーダンスが実現されるような状態を設計しなくてはならない。

・「ホットとクール」=与えてくる情報が多いのがホット。低精彩低解像度で与えてくる情報が少ないのがクール。参加度が求められるのクールなほう(cf:ゼミ)。観客の側にも積極的に耳を傾ける努力が必要とされるクールな音楽。

SNSによって、個人主義の時代には似つかわしくないような、強固な仲間意識の復活が生じている