ここがパンチライン!(本とか映画、そんでときどき新聞の)

いま、物語で大事なのはあらすじではない。そこで語られている言葉とリアリティだっ!!ということで、卑怯で弱い人間を愛したい。人間の野蛮さ、愚劣さから目を背けたりしたくない。おのれ自身の端緒(根っこ)が絶えず更新されてゆくそんな経験をする、そのための記録。大江健三郎と吉田修一と。三島と太宰と。村上春樹と中村文則、小島信夫と舞城王太郎。カズオイシグロにミシェル・ウェルベック。カーヴァーとチャンドラー、ブコウスキーにキューブリック。コッポラにデビット・フィンチャー。ウディ・アレンもケヴィンスペイシーも。談志だって

『ファイトクラブ』

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経堂のTSUTAYA冷やかしてたらまた観たくなって、土曜の朝から観る。

オープニングの映像は007並みのしゃれしゃれハイクオリティオープニングロール。脳内?ミクロ世界の投影。映画冒頭の疾走感抜群の音楽もカッコいい。

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「さあ、今度は君が泣く番だ」

 

「僕は不眠症で2週間眠れないでいた」

 

「北欧家具の奴隷だった」

 

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主人公は僕(エドワード・ノートン)、リコール査定師。

登場人物の名前が着いておらず、”僕”であることにポイントだ。

これが物語の演出上、あるトリックに使われている。

 

マーラ・シンガー。
「マーラは口の中に出来た傷に似ている」

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飛行機で隣り合った、一回限りの友達。

タイラー・ダーデン

シャンプーでナパーム弾は作れる。

 

「寝てる間にペニスを切られて、走る車の窓から捨てられるよりマシだ」

 

”持ってる物が自分を束縛する”

 

パートで映画のフィルム師。ファミリーものに1コマのポルノをぶちこむ。

 

僕たちは物の見方が変わった。

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マーラからの電話で話しているシーン、奥の部屋でヌンチャクの練習をするタイラー。

 

石けんづくりは、まず脂肪の生成!

 

 

エンディングの秀逸さ。自らの口からピストルを撃ち込んだ主人公が、あんたのイカれた趣味に付き合ってられないわ、と言い放つ彼女の手を握り、金融街のビルが爆破されてた倒れているのを見ている。そんなエンディング。


堕落した物質主義(消費主義)に対する反感と嫌悪。恨みは物質を生み、消費をけしかける企業、金融システムに向かう。人々の怒りを解放し、肉体による衝突を欲する。

 

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