『ダンサー・菅原小春(「情熱大陸」)』
ダンスは全くの門外漢だけど、この人は凄いと思った。
先々週の情熱大陸。
23歳。千葉県生まれ。世界中のワークショップで引っ張りだこ。
よく笑い、よく感じる。スキゾな動き。
自然に、新しい土地に勝手に身体が動く、狂喜する。
彼女の言葉はダンスの前でまっすぐで強く、誠実だ。
「指に命を注いだら、その指一本だけでダンスになる」
「首は女性の命だと思ってるので、」
「ダンサーは誰かの引き立て役なんかじゃない」
「私もダンスが好きで、だから正面からぶつかり過ぎて、ひと月に一度は辞めたくなる」
それは、ある事柄に真剣に向き合い、戦ってきた人間のみが捻る本物の言葉だ。