ここがパンチライン!(本とか映画、ときどき新聞)

物語で大事なのはあらすじではない。キャラクターやストーリーテリングでもない。ただ、そこで語られている言葉とそのリアリティこそが重要なんだ!時代の価値観やその人生のリアリティを端緒端緒で表現する言葉たち。そんな言葉に今日も会いたい。

『紅の豚』

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この歳まで、一度も観たことありませんでした。

みんなジブリって、全部観てるんですよね。好きですよねほんと。

案の定、denpasar→taipeiの飛行機上で観る。

・何故か豚にされている主人公ポルコ・ロッソは飛行機乗りの賞金稼ぎ

・ホテルアドリアーノのマドンナ ジーナと飛行機づくりの親父の孫娘フィオ嬢に慕われながら

・アメ公のカーチスと決闘することに


冒頭シーンの空族に誘拐された子供達が超ヤンチャ。

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 海賊ならぬ空賊たちがみんあいい奴。飛行機銃の撃ち合いとかするし、殺し合いなのに暗いところがなく、とにかく陽気で楽しげ。主人公が煩悩もあるが完全ないいキャラクターで、モテまくり(皮肉っぽくてハードボイルド気配)、悪に負けるはずがない気配で、最初から最後までシーンが運ばれる。もう安心して観てられる飛行機乗り活劇。


・「ポルコ、私がキスしてあげようか」

・掛け金は、飛行機代の一方で、もう一方は飛行機屋の娘(人質!(@@)!)

不幸になった奴は誰一人いませんでしたとさ。めでたしめでたし。