ここがパンチライン!(本とか映画、そんでときどき新聞の)

いま、物語で大事なのはあらすじではない。そこで語られている言葉とリアリティだっ!!ということで、卑怯で弱い人間を愛したい。人間の野蛮さ、愚劣さから目を背けたりしたくない。おのれ自身の端緒(根っこ)が絶えず更新されてゆくそんな経験をする、そのための記録。大江健三郎と吉田修一と。三島と太宰と。村上春樹と中村文則、小島信夫と舞城王太郎。カズオイシグロにミシェル・ウェルベック。カーヴァーとチャンドラー、ブコウスキーにキューブリック。コッポラにデビット・フィンチャー。ウディ・アレンもケヴィンスペイシーも。談志だって

『ブラックダリア』

本作、LAを舞台とするサスペンス「LA四部作」と言われるということで観るしかないな。実際に起きた事件「ブラックダリア事件」をもとに原作が書かれている。ジェイムズエルロイ原作。監督ブライアン・デ・パルマ、06年作。

若くて見込みのありそうなイケメン(バッキー・ブライカート/ジョシュハートネット)がその意気を買われ、署内の八百長ボクシングマッチ。対戦相手だったリー・ブランチャード(アーロン・エッカート)とは相棒に、急激な友情とフレンドシップを築く。

f:id:design_your_life:20151010150547j:plain

恋人ケイ(スカーレットヨハンソン)とは最初から始まりそうな予感が。「この三角関係のなかで一番弱いのは俺なのか」と気障なことを。

 

じき、令嬢マデリン(ヒラリースワンク)が登場、けったいな家族に紹介されていかにも面倒ごとに巻き込まれそうな舞台立てが整う、彼女とはすぐ寝る。

f:id:design_your_life:20151010150726j:plain


リーが捜査とその裏にあるものに狂いだし、マリファナ依存に。
仕掛けられた三角関係。偽りのおとぎ話。黒幕と伏線が徐々に明らかにされていく。

トリックや設定はいかにもアメリカンハードボイルドもの、女の立ち回りも伝統的なもの。エンディングのセットは壮大、悪役ファミリー総動員。

んで、戻ってくるとこあって良かったね。

f:id:design_your_life:20151010151211j:plain


観た人の点も大方低い。

確かに、ハードボイルド探偵もののご都合主義、男の気障と女のさんざんな役回り、エンディングの大団円的収集。こーゆうので一般の評価は得にくい類いですよね。