ここがパンチライン!(本とか映画、そんでときどき新聞の)

いま、物語で大事なのはあらすじではない。そこで語られている言葉とリアリティだっ!!ということで、卑怯で弱い人間を愛したい。人間の野蛮さ、愚劣さから目を背けたりしたくない。おのれ自身の端緒(根っこ)が絶えず更新されてゆくそんな経験をする、そのための記録。大江健三郎と吉田修一と。三島と太宰と。村上春樹と中村文則、小島信夫と舞城王太郎。カズオイシグロにミシェル・ウェルベック。カーヴァーとチャンドラー、ブコウスキーにキューブリック。コッポラにデビット・フィンチャー。ウディ・アレンもケヴィンスペイシーも。談志だって

『ミレニアム版 ドラゴンタトウー』

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ハリウッド版があまりにおもしろかったので、オリジナル版を。

汚職事件の名誉訴訟に敗れて、島に館をかまえる一族からの依頼。

 

リスベット(ハッカー・要保護)が、と初めてミカエルが出会うのが90分過ぎ。

女と寝てる部屋で「君は裏の世界の有名なハッカーだ。そんな君が足がつくのを承知でメールを送ってきた、どうしてなんだ。」

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あとは彼女の自由→謎解きの協力→打ち解けて、彼女自身の変容→謎解きと事件の核心
てな調子へ

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クライマックス格闘シーン地下室に閉じ込められる前の、シリアルキラーに首筋に注射を打たれるとき「よしよしよし」っていいながら巨漢に注射打たれるのが怖い。



本作のなんていってもな魅力は、突然ベッドまでやってきてやおら交わって戻って行く恋らしき暖かさ(氷解)とか、彼女のウルトラ記憶力や頭脳の発露とか。

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日常に戻ったミカエルは彼女と楽しそうにショッピングなんかして。

エンディングは切なくて、でもリアルがあって共感できる終わり方だと思う。

 

 

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