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ここがパンチライン!(本とか映画、そんでときどき新聞の)

いま、物語で大事なのはあらすじではない。そこで語られている言葉とリアリティだっ!!ということで、卑怯で弱い人間を愛したい。人間の野蛮さ、愚劣さから目を背けたりしたくない。おのれ自身の端緒(根っこ)が絶えず更新されてゆくそんな経験をする、そのための記録。大江健三郎と吉田修一と。三島と太宰と。村上春樹と中村文則、小島信夫と舞城王太郎。カズオイシグロにミシェル・ウェルベック。カーヴァーとチャンドラー、ブコウスキーにキューブリック。コッポラにデビット・フィンチャー。ウディ・アレンもケヴィンスペイシーも。談志だって

『テロリストのパラソル(藤原伊織)』

[主人公の人物造形]

・小さなバーのバーテンやってる
・メニューはホットドックだけ(めちゃうま)
・アル中でウィスキーばっか飲んでる
・若い頃、学園闘争の縁で前科あり
・ピンチのときこそ軽口たたく
・気が強い女が好き(当時も娘も)

[話のあらあら筋]
・公園で爆発テロ→あああ疑われちゃうなと自覚
→裏家業である探偵の部屋にツンとした女子大生登場
→キレ者ヤクザの浅井が登場
→娘塔子のマンションに
→学生時代の昔話ゾーン(爆弾積んだ車で突っ込む)
→高速走っててバイク二人に襲われる
→(推理パートに)レス仲間からのヒント
→娘の恋慕も受け取り(お母さんが好きだった気持ちがわかる的な)
→黒幕同級生の桑野(国への復讐、男への嫉妬)

 

「この世界で最悪の場所を観たような気がするわ、私。あれなら地獄の方がいくぶんマシなんじゃないかしら」(女子大生 塔子)

 

どうやらウィスキーを買っておいた方がいいみたいね(塔子)

 

「言えない。約束したんだ。」(島村)

 

おまけに君は可愛らしいし、魅力的だ 

 

「これが宿命なんだよ、きっと。これがあの闘争を戦ったぼくらの世代の宿命だったんだ」
「私たちは世代で生きてたんじゃない。個人で生きてきたんだ」 

 

「きょう、友だちをひとりなくした」

 

乱歩賞と直木賞W受賞作ですってね。