ここがパンチライン!(本とか映画、ときどき新聞)

物語で大事なのはあらすじではない。キャラクターやストーリーテリングでもない。ただ、そこで語られている言葉とそのリアリティこそが重要なんだ!時代の価値観やその人生のリアリティを端緒端緒で表現する言葉たち。そんな言葉に今日も会いたい。

『マトリックス』

 

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ネオ:アンダーソン君
モーフィアス(ローレンス=フィッシュバーン)
トリニティ(キャリー=アンモス)



あるプログラマハッカー)が起きているのに夢の中にいるかのような感覚にとらわれ悩んでいる。異次元からの来訪者に、あなたがいるこの世界は、本物の世界じゃないんだと言われる。

救世主であることの伏線が準備されていく。


エージェントに捕まった取調室で、機械サソリみたいなものを体内に入れられる。
(さらに後でそれをレーザーバキュームで駆除する)

あまり説明のないまま一味に加えられた後の、マトリックス生まれするくだり(液体とテクノロジーにいいようにやられるシーン)

AIと人類が戦い、空は闇になる
畑で人間が機械に栽培される
そいつらを打倒し、体制をひっくり返すため、基本的なトレーニングを受ける(柔術、カンフーをインストールし、神経より早く動けるようになる)

 

 


預言者に合わせる(暗示の基幹、黙示録的物語感)
預言者はキッチンでクッキーを焼くおばちゃん

「救世主であることは、恋をしているのと同じよ。他の人は知らない。あなただけがわかっている」 

 

 

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有名な、エージェントとの初めての戦闘シーン

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預言者は私がその人を愛すると云った
だからあなたが死ぬはずはない



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エンディング前の戦闘で、救世主は誕生する。


 

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2回目視聴@Thai air機内(2018.4.30)


・オープニングはトリニティの戦闘シーン


・アンダーソン君は一度警察に捕まりメカサソリをヘソから入れられる→「虫の駆除よ」


・ネオの複製ができるシーンはお産の象徴的シーン


・2199年は暗黒の世界。人類は科学で太陽を隠したが、機械(AI)に負けた。やがて人類はAIに畑で栽培されるようになる


・インストールプログラム内で、ネオとモフィアスのカンフー対決


・「もしマトリックスで死ねば、現実にも」


・地底の人類世界ザイオン


・「スプーンを曲げようとしちゃダメだ。そんなことできない。そうじゃなくてただ真実を見ようとするんだ。スプーンなんてない。そうればスプーンを曲げるんじゃないってことがわかる。自分のことなんだよ。」


・預言者はクッキーを焼きながらネオと会う。


・「自分が救世主だと思う?」


・救世主であるのは恋をしてるのと同じよ。恋をしてるのはひとには分からない、ただ自分には分かる。


・彼女(トリニティ)は預言者に、救世主を愛することになると言われた。愛しそうになっている。でも彼は救世主じゃないのでは?


・「俺も信じているからだ。彼を助けられる」


・「道を知ってることと、歩くことは違う」


・だって最後、トリニティのキスで、ネオが生き返るんだぜ?