『ザ・コーヴ』
【FACT】
・ある水族館では、浄水システムが故障すると、
死んでいった
・年2万3千頭のイルカが殺されている太地町は、
15万㌦で市場で売買され
→鯨肉として売っている可能性がある(多量の水銀を含む)。
【日本】
→「ペストコントロール(漁獲制限)だ」と主張する
→西洋から指図されるのはもう沢山だ
→アンティグアバーブーダ、
設を提供。誰も使わないので食肉の貯蔵庫になってる
【撮影班】
・アメリカじゃ休日に石を見に行かない(
・血に染まる入り江、殺しを撮るだけじゃない。
ならない、と思った。私は活動家である、止めさせたいのだ。
・日本で警察に捕まると、容疑者段階で28日間拘留できる。
で90%決まる
本ドキュメンタリーでのクライマックス。
以下が、入り江(the cove)での撮影
以下は、私の実感だ。
嫁の母親は、和歌山県有田の出身だ。
同じ県内でも、太地町の事実は県民にはほとんど知られていない。
特定の地域の住民や行政にとって、重要な資産となっていることは疑い用も無い。
何せ一頭1500万みたいな動物を年間で何万頭も捕まえているのだ。
話は変わるが、1990年以降、世界にはグローバル歴史観みたいなものが生まれてきたという。ベルリンの壁が崩壊し、世界のパワーバランスが均衡化し、地域地域の問題(もちろん領地領有や歴史観も含む)にある程度個々で対応せざるを得なくなった。平たく云うと、時代が変わり、認識が変わったのだ。
例えば、オーストラリア人に「イルカ漁は必要ですか?」と問われた多くの日本人は、「絶対にイルカ漁が必要だ」と云えるだろうか。「それが日本に固有の文化だから、それが伝統だから、他からとやかく言われる筋合いはないのだ」とそのように返せる性質のものだろうか。地域や文化のみならず、時代によっても、倫理や道徳もまた変容するものであるのだということを私たちは学ぶべきなのかもしれない。