ここがパンチライン!(本とか映画、時々 新聞)

いま、物語で大事なのはあらすじではない。そこで語られている言葉とリアリティだっ!!ということで、卑怯で弱い人間を愛したい。人間の野蛮さ、愚劣さから目を背けたりしたくない。おのれ自身の端緒(根っこ)が絶えず更新されてゆくそんな経験をする、そのための記録。大江健三郎と吉田修一と。三島と太宰と。村上春樹と中村文則、小島信夫と舞城王太郎。カズオイシグロにミシェル・ウェルベック。カーヴァーとチャンドラー、ブコウスキーにキューブリック。コッポラにデビット・フィンチャー。ウディ・アレンもケヴィンスペイシーも。談志だって

『なぜあなたは「愛してくれない人」を好きになるのか(二村ヒトシ)』

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AV監督という餅屋としての経験と感性でここまで「わかった人」という印象だ。

巻末の対談はで、著者がカウンセラーの女性に怒られたりしていて面白い。体系化はしていないけれど、このテーマにおける示唆に富んでいる。

 

・「自分を認めて、愛することが自己受容」

・自己受容してない人は、恋愛の相手を使って、「自分の心の穴」を埋めようとする

 

恋をしている間は、その相手を愛することはむずかしい

君のそれは、ただ求めて、執着しているだけの”恋”なんだ。 

 

・そんなのは、インチキな自己肯定に浸ってるだけだ。そういう男に限って相手を支配したがるし、支配出来なくなると徹底的に否定しはじめる。

 

そもそもいまある社会というのは、かつて男たちが作ったものです。

そのままであれば、女性には生きにくくて当然なのである。

→つまりその社会の女性受容度というのは、その社会がどれだけ変わることが出来た社会かを指し示している

 

・昔の社会は、男性も女性も自己受容できるシステムが別々に用意されていた。昔は別々だった男だけの社会/女だけの社会が、男と女の社会/女だけの社会 になったことで、現代の女性は精神的にも物理的にも男性的な役割をこなす必要がでてきた。

 

男性にとって他人のチンコは全て敵。

女性にとって他人のおっぱいは美しい。

 


心の穴はだいたいが子供の頃に親が(無意識的に)作る。

(末っ子である私はいい具合に親から放置され、無関心でいてくれて良かった。変な執着をされずに良かった)

 

例えば母の呪い

親が「自分の人生の生き直し」であったり、「夫への憎しみ(子への嫉妬)」、「わたしがやってきたのだからしっかり出来るはず(完璧主義の強要)」ということで自己肯定していることも多い。

 

 

恋愛関係とは、幼いころの親との関係を「くりかえす」ことで「やりなおして」いることが多い 

 

 

・本当に情けないくらいに、男は自分に直面できない

 

(信田)一目惚れする男とは絶対につきあわないようにすれば、あなたは幸せになれますよ。一目惚れって絶対ヤバいところに反応してますからね。

 

 

・その恋愛のセックスしちゃったことには意味があって、それは自分の「心の穴」が見えたということなんだよ

・ちゃんと一回の経験から洞察して学んでもらいたい。

 

 だからこそ小さい頃から、与えることでもらえるよ」っていう育て方をすればいいのかもしれないですね。

 

 

・「私、こっきりさん(一回だけは、酔った弾みやノリでセックスできるのだけれど、その後が続かない)ばっかりですよ!」

 

・お泊まりデートのような恋愛イベントと情報消費ばかりに地道を上げて、あんまりおもしろそうに見えないリア充のお寒い真実を見据えた方がいい

 

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