『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN』
ホノルルまでの飛行機で視る。
冒頭、壁のちかくで少年と少年と少女が青春を語り、
巨人登場するまで16分ほど。
初めて、巨人が何十人と登場するシーンは圧巻。
巨人の攻撃ってタイトルになるくらいだから、ここが一番の見せ所なわけだ。どういう造形の巨人がどう描かれるか。ここまででこの映画で見せたいものの半分は達成されたんじゃないだろうか。
巨人の造形とその人間の喰らい方は確かにこれみよがしにグロイい。
町中大混乱。その喰われ方に予定調和はない。一人づつつまんでは食べていく。
「巨人との戦い」と「恋」
灰色の世界で、空を舞って巨人と戦うシーンは、まことにゲーム的なリアリティだ。
欧米でもこれを好む(映画として受け入れる)人は、一定はいるんだろう。
終盤、巨人が巨人を倒すみたいな展開になって、シーンの作りがとたんに特撮めいてくる。
石原さとみ演じる役のはじけ方が良かった。
仕事で、こういう風に自分を解放できると、楽しいんだろうな。