『007は二度死ぬ(YOU ONLY LIVE TWICE)』
ショーン・コネリー版ボンド
撮影の舞台は日本。ボンドガールも日本人女性。
宇宙空間で船外活動してたアメリカの宇宙船が大きな宇宙船に、パックマンの要領で喰われる。
中国の女と寝てる時、ベッド引っくり返されてベッドの裏(下)側から機関銃連射される。
殉職者として、棺に入れられた船上から海に葬られるが、海中で出すけ出される。すぐに潜水艦に復員して次の任務の指令を受ける。(ほぼドリフのコントともいってもまがうことなきシーン設計だ)
日本には潜水艦から沿岸部に寄り付け、海中から潜って上陸。
国技館まで行って、支度部屋で横綱佐田の山からチケットを受け取り、枡席に座ると女がいるので一緒に相撲観戦。公安のトップタイガー田中演じるのは丹波哲郎。
豪勢な屋敷には温泉も。湯女が4人。
マッサージをしていた女がアキ(若林映子)に変わって「ゆっくりお仕えしますわ」
敵陣と思われる大里工業にビジネスパーソンとして乗り込むボンド。
西洋人秘書が、異様に手の込んだ殺し方をしようとする。
失敗した女はスペクターの首領に、アジトの渡り橋が割れて人食いワニに喰わせるみたいな、残忍な罰処刑をされる。
飛行機の後部座席にボンドの手足を固定し、秘書はコックピットから脱出する。
ボンドカーはトヨタ2000GT
「これからすべて日本式でいきます」
「すべて?」
とやりとりしたアキ。
二人でふとんに寝ている所を、敵役が屋根裏に忍んで、垂らし糸で毒を盛る毒殺で、同衾していたアキはあっけなく死んだ。
城下の忍者道場で東洋の殺し忍術を学ぶボンド。潜伏のために、地元の海女(浜美枝)と結婚して日本人になる。(いやいや全然潜れてないし)
仕事をこなした後でボンドガールとよろしくやってる感じは、やっぱりいい映画の結びだといまだに思ってる。