ここがパンチライン!(本とか映画、時々 新聞)

いま、物語で大事なのはあらすじではない。そこで語られている言葉とリアリティだっ!!ということで、卑怯で弱い人間を愛したい。人間の野蛮さ、愚劣さから目を背けたりしたくない。おのれ自身の端緒(根っこ)が絶えず更新されてゆくそんな経験をする、そのための記録。大江健三郎と吉田修一と。三島と太宰と。村上春樹と中村文則、小島信夫と舞城王太郎。カズオイシグロにミシェル・ウェルベック。カーヴァーとチャンドラー、ブコウスキーにキューブリック。コッポラにデビット・フィンチャー。ウディ・アレンもケヴィンスペイシーも。談志だって

『取り調べ可視化 まず一歩(周防正行 2014年8/2付 朝日新聞)』

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リアリストで賢い人だ。

ご存知「それでもボクはやってない」や「シコふんじゃった」などで知られる映画監督だが、こういう立場にあっても、「いまの自分に出来ることが何で、そこでどれだけ出来るか」を判断して関わっている。

こういう大人が公的な役割に就いてくれると有り難いのだけれど・・



法制審議会の部会委員での経験談で。

全事件での全課程の可視化を主張していたが、「裁判員裁判など全体の2%」に限られる結果とはいえ「録音・録画は取り調べの全課程でなければならないんだということが法律で決まることの意味は大きいと思います」

 

「証拠を事前に一括開示すること」も強く主張。

かつては、被告・弁護側は検察・裁判所に証拠請求したものしか見ることはできませんでした。

村木厚子さんが「知らない家で停電になったようなもの」と例えたように、犯罪の全容を知らない無実の人になっては、どこにどのような証拠があるか想像さえできないのです。

 

ー否認すると勾留が長く続いてしまう「人質司法」といわれる身柄拘束の実態にも強く見直しと求められていました

・そんな事態はないという認識が多数派だった。

・否認を貫いたため5ヶ月以上も勾留された村木厚子さんのケースについても、ある裁判官は会議後、「その時点では適切な判断だったと思います」と言いました。

・取り調べのやり方にしても裁判のやり方にしても、捜査関係者や裁判官自身に、自分たちのやってきたことへの客観的批判はありません、これでは改革は進みません。