『わからなくなってきました(宮沢章夫)』
秋葉原に行って気がついたことだが、この町はあきらかに、渋谷ではない。
「病人は演技する」
病気を患う。まわりから、「お大事に」などと励まされ、心配や同情などされると、「俺は病気なんだ。ちゃんと、病人らしくしなきゃまずいんだ」と奇妙な意識に捉われることになり、軽い病の者にとっては深刻な状況である。
中年の上司は軽い気持ちで若い女子社員に何か話しかけたい。
「いやあ、とうとう清原が売ったよ」と野球の話をもちかけたところで、、
尾崎放哉
「すばらしい乳房だ蚊がいる」
以上です。