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ここがパンチライン!(本とか映画、そんでときどき新聞の)

いま、物語で大事なのはあらすじではない。そこで語られている言葉とリアリティだっ!!ということで、卑怯で弱い人間を愛したい。人間の野蛮さ、愚劣さから目を背けたりしたくない。おのれ自身の端緒(根っこ)が絶えず更新されてゆくそんな経験をする、そのための記録。大江健三郎と吉田修一と。三島と太宰と。村上春樹と中村文則、小島信夫と舞城王太郎。カズオイシグロにミシェル・ウェルベック。カーヴァーとチャンドラー、ブコウスキーにキューブリック。コッポラにデビット・フィンチャー。ウディ・アレンもケヴィンスペイシーも。談志だって

『いやな感じ -石川健治 2014年6月28日』

新聞記事で・・・  政治  批評・評論 

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朝日新聞、オピニオン面。



高見順「いやな感じ」。

 

この「いやな感じ」の源泉は複合的であるが、そこに<個の否定>と<他者の不在>が含まれているのは、間違いない。

 

 現代の民主国家においては、内なる<他者>を否定するのが民主的だ、とする議論もある。「民意」は本来ひとつであるから、「民意」によって選ばれた単一の存在が、少なくとも次の選挙までの間、一元的・集権的な権力をふるうのが筋というものであり、それを阻むコントラ・ロールの存在はむしろ反民主的である、という考え方である。

〜内なる<他者>をおく権力分立制の良さが、見直されるようになった。