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ここがパンチライン!(本とか映画、そんでときどき新聞の)

いま、物語で大事なのはあらすじではない。そこで語られている言葉とリアリティだっ!!ということで、卑怯で弱い人間を愛したい。人間の野蛮さ、愚劣さから目を背けたりしたくない。おのれ自身の端緒(根っこ)が絶えず更新されてゆくそんな経験をする、そのための記録。大江健三郎と吉田修一と。三島と太宰と。村上春樹と中村文則、小島信夫と舞城王太郎。カズオイシグロにミシェル・ウェルベック。カーヴァーとチャンドラー、ブコウスキーにキューブリック。コッポラにデビット・フィンチャー。ウディ・アレンもケヴィンスペイシーも。談志だって

松峰莉璃@朝日新聞GLOBE

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こういう人がいるんだなあ、と関心する。

自分の現在の人生を燃焼させている人。

そういう人を捜してくる編集部の妙。

 いま、「情熱大陸」よりも一層”苦労している”感の強い、熱いドキュメント。

 

抗日戦争ドラマで日本の特高警察官を演じた。

冷酷な策略家として、主人公を苦しめる役だが、その日の放送で彼女が銃殺されると微博上で多くがつぶやかれた。

「日本人が殺されて、こんな悲しい気持ちになったのは初めて」

「本物の実力派。初めて外国人女優を好きになった」

 

 

尖閣問題で、次々仕事がキャンセルされていったときでも、中国人から心配された。

 

中国人特有の「圏子(身内)」意識。

自分たちと同じ教育を受け、日中双方の役をこなせる稀有な存在が、責任のない事態で苦しんでいる。「リリは大丈夫か」。本人が思う以上に、たくさんの人が気にかけていた。まだ日中の関係改善が難航していたとき、大作への起用を決めた大物監督・姜文もその一人。「良い演じ手だ。勤勉さと、爆発力を兼ね備えている」

 


プロデューサーの劉一童は「中国人を競うコンペに、誰よりも中国を理解した脚本案を出して来た。稀な才能だ」と見込む。

 

北京に住む友人で経営ストラテジストの坂之上洋子は「いま中国人が何で笑い、何で泣くか。ツボが分かるのは彼女しかいない」と日中ビジネスの担い手としても期待する。