『メキシコ麻薬戦争泥化の果て』ハビエル・シシリア@2013年10月4日付 朝日新聞
メキシコの誘拐、殺人、脅迫が横行しているのに犯罪者は捕まらず不処罰率95%にも及ぶ。国家権力が腐敗したため、麻薬組織が力をつけたのです。
地域社会が壊れることが、大資本の利益につながることすらあるのです。これは、人々が健康的な暮らしを営んでいるかどうかを示す数字ではない。多くの人が飢えており、乳幼児の栄養不足も深刻です。
米国内の麻薬消費が問題の根底にある。しかも彼らは攻撃用の武器を、まるでお菓子のような感覚で売る。
〜息子の葬儀で、『この世界はもう言葉の世界ではない』と始まる短い詩を読んで、それが最後になりました。
※クエルナバカの、人口10万人あたりの殺人発生率は東京の54倍。