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ここがパンチライン!(本とか映画、そんでときどき新聞の)

いま、物語で大事なのはあらすじではない。そこで語られている言葉とリアリティだっ!!ということで、卑怯で弱い人間を愛したい。人間の野蛮さ、愚劣さから目を背けたりしたくない。おのれ自身の端緒(根っこ)が絶えず更新されてゆくそんな経験をする、そのための記録。大江健三郎と吉田修一と。三島と太宰と。村上春樹と中村文則、小島信夫と舞城王太郎。カズオイシグロにミシェル・ウェルベック。カーヴァーとチャンドラー、ブコウスキーにキューブリック。コッポラにデビット・フィンチャー。ウディ・アレンもケヴィンスペイシーも。談志だって

『秋刀魚の味』

 

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(62年松竹。小津の遺作と言われている)

秋刀魚食べるみたいな話ではありません。

エンディングで秋刀魚食べて、「やっぱり秋刀魚は目黒に限る」みたいなオチ、みたいな部分もありません。

秋刀魚要素は皆無。

 

 

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美しいのは、娘・路子(岩下志麻、当時24歳)。彼女に縁談の話

 

 

「いいもんだぞ、若いの(細君)」、「若いのもらってビタミン剤飲んでる」みたいな話ばっかりしてる

 

座敷のある日本料理屋で同級生三人でしばしば酒。同窓会したらしたで、先生(ひょうたん)がえらく酔っぱらってしまって、家まで送ったらラーメン屋(チャンそば屋)やってた みたいな

 

 

偶然会った海軍時代の部下とバーで飲んでると、ママ(岸田今日子)が「かけましょうか?あれ?」とか言って、マーチとか流して行進の真似ごとして懐かしんだりしてる。「艦長、日本はなんで負けたんですかね〜」 

 

 

・息子(佐田啓二中井貴一の父)が「ちょいと5万円ばかり、冷蔵庫買いたいんです」っていってゴルフのドライバー買っちゃう。

妻(岡田茉莉子):「だいたいね。あんた程度のサラリーマンがゴルフすんの生意気よ」

 

 

男「やっぱり奥さんには優しくしたほうがいいのかな」

路子「そうね、でもあんまり優しいのもね」

男「そうか....、難しいな」

 

 

「どうしたんだい?姉さん,泣いてたみたいだけど」

 

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(もう、基本的には岩下志麻綺麗だなっていう映画)

 

 

(料理屋で)

「みんなでカツごうって話してたんですよ」

「嘘でよかった」

(わっはっは)

 

 

 

「俺はね、堀江。この頃のお前が不潔に思えるんだがね」

 

 

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