ここがパンチライン!(本とか映画、ときどき新聞)

物語で大事なのはあらすじではない。キャラクターやストーリーテリングでもない。ただ、そこで語られている言葉とそのリアリティこそが重要なんだ!時代の価値観やその人生のリアリティを端緒端緒で表現する言葉たち。そんな言葉に今日も会いたい。

『他諺の空似 〜ことわざ人類学〜(米原万里)』

「ママッ、ママ!」出張先から帰宅するなり、娘が駆け寄ってきて、私がコートを脱ぐあいだも息継ぎするのを忘れてしゃべりまくる。

「昨日ママがお留守のあいだにね、パパったら綺麗なお姉さんを連れて来たの。それでね、リビングのソファでね、一緒に横になってスカートをまくりあげちゃったの。それで股の間にね・・」ここで娘は肺に溜めていた空気を使い切ったらしく、息を吸い込んだので抱きしめて言った。「そのお話の続きは、お父さんが帰って来たら話してくれる?」

父親が帰って来て皆が食卓につくと、「はるかちゃん、ママがきのう留守にしていたとき、どんなことがあったのか話してみてくれる」と言うと、娘は得意になってしゃべり始めた。

「・・パパったら、お姉さんの股の間にね、ほらパパが出張中にママがよく連れてくるオジさんの、ものを口にくわえてるでしょう。あれと同じものを突っ込んでたみたいなの」

 

 

 

内弁慶(=オンドリは自分の糞の上では勇敢だ)

 

 

「象は決して忘れない」という英語の諺

 

 

声高に戦争への可能性を示唆することだけが、戦争生活への入り口ではない怪しい。

ナチスゲーリングさえ、労働者に向かって「ドイツは戦争は望んではいない。だが、欧州を戦火に巻き込もうとする者があれば、われわれはドイツの防衛のために立ち上がるだろう」とアジっている。 

 

 

 

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