ここがパンチライン!(本とか映画、そんでときどき新聞の)

いま、物語で大事なのはあらすじではない。そこで語られている言葉とリアリティだっ!!ということで、卑怯で弱い人間を愛したい。人間の野蛮さ、愚劣さから目を背けたりしたくない。おのれ自身の端緒(根っこ)が絶えず更新されてゆくそんな経験をする、そのための記録。大江健三郎と吉田修一と。三島と太宰と。村上春樹と中村文則、小島信夫と舞城王太郎。カズオイシグロにミシェル・ウェルベック。カーヴァーとチャンドラー、ブコウスキーにキューブリック。コッポラにデビット・フィンチャー。ウディ・アレンもケヴィンスペイシーも。談志だって

『17歳の肖像』

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09年、英国。

 

16歳。少女から大人にっていう絶妙な頃合いを切り取る。

ジャケットから抱いたイメージを裏切るあらすじだろう。

ジャケット観てからあらすじ読んだら観ないタイプの映画。

わたしはというと、深夜の民放「映画天国」でやってたから、そのままズルズル観てしまった。

 

 

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この年端の女の子の大人の世界に対する貪欲さ。少しづつ知っていく、こなしていくミッション感。無敵感。怖いもの知らず。その辺をキャリー・マリガンが上手にリードしていくのを観る映画。

 

 

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「気味のチェロが心配だな」

 

 

 

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(教師に向かって)

いまの疑問に対する答えは用意しておくべきだわ 

 (この後、彼女は訳あって復学を望むのだが、そのやり直しを認めるところに、これくらいの歳の子ってのはさぞ沢山こういうケースもいるんだろうという憶測と、英国の女子学校の厚みみたいなものを感じてホッとした)

 

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嘘でしょ?果物にバージンを捧げるなんて 

 

 

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大人の女として扱って

 (って言葉にはよっぽど高校生の彼女の方が大人っぽい 男はいつだってそうだ)

 

 

詩や歌に聞くのと違って、あっけないわ 

 

 

私も好き。バーン・ジョーンズ 

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