『キューポラのある街』
日活、62年。
川口、キューポラ(鉄の溶鉱炉)
父親(東野英治郎 ※小津キャスト、六代目?水戸黄門)は鋳物職人
もうとにかく、魅力といったらジュン(吉永小百合)。
スポーツ万能、人気者のジュン(吉永小百合)。
弟をバシバシ叩く、手荒なジュン(吉永小百合)。
「バイト辞めるって伝えといて」と友だちに言った後で全速力で駈けていくジュン(吉永小百合)。
ませた友だちに口紅を借りて塗ってみる、姉のジュン(吉永小百合)。
落ち込んでるとこを「ぱーっと遊びにこ」と友だちに言われてダンスホールで踊りしばくジュン(吉永小百合)。
街の悪い奴らに狙われるジュン(吉永小百合)。
でも、間一髪逃れるジュン(吉永小百合)。
一家一間で生活してるから、ガッコから帰宅して家族と話しながら着替えをしてスリップになるジュン(吉永小百合)。
弟「そりゃ、そうだな。今より貧乏なりようがねえからな。ハハハッ」
貧乏だけど、明るくて前向き!そして強い!(簡単にはヘコたれない!)
女はこうして(どうしようもない状況下でも深刻にならずに前を向いて)、歌ってきたのである。
ジュン「私、定時制高校に行くって決めたの。一度決めたことは変えたくないってだけなの。 〜中略〜 とにかく私はダボハゼじゃないから、安心してよお母さん。」