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ここがパンチライン!(本とか映画、そんでときどき新聞の)

いま、物語で大事なのはあらすじではない。そこで語られている言葉とリアリティだっ!!ということで、卑怯で弱い人間を愛したい。人間の野蛮さ、愚劣さから目を背けたりしたくない。おのれ自身の端緒(根っこ)が絶えず更新されてゆくそんな経験をする、そのための記録。大江健三郎と吉田修一と。三島と太宰と。村上春樹と中村文則、小島信夫と舞城王太郎。カズオイシグロにミシェル・ウェルベック。カーヴァーとチャンドラー、ブコウスキーにキューブリック。コッポラにデビット・フィンチャー。ウディ・アレンもケヴィンスペイシーも。談志だって

オピニオン:『 節目の米大統領選 (7月30日付 朝日新聞)』と鳥越俊太郎の罪について

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フレッド・ハイアット氏(ワシントン・ポスト論説主幹)

彼には大統領になれる経験はなく、気質も向いていません。哀れなぐらい世界について無知です。同盟の重要性を理解せず、民主主義の価値を軽視し、海外の独裁者に魅力を感じています。

実に簡明かつ雑駁な物言いだがその通りである。トランプ氏が我々の暮らし(ニュースや報道の場)に登場しだした頃、こういう物言いは当たり前のように数多く受け止められていたがいまや少なくなった。いまいちど、確認しよう。彼に大統領としての資質はない。

 

トランプ氏の共和党候補の指名受諾演説で顕著だったのは、その暗さでした。彼がみる米国は、「悪のたまり場」で危険が迫っている。そして、自分だけが、米国を立て直せるというのです。

 

脅威を強調しすぎれば、間違った政策を採ることになります。

 

 

古矢旬氏(北海商科大学教授)

誰もが眉をひそめるような言動を繰り返しながらも、予備選を勝ち抜き、共和党の大統領候補になりました。メディアを意識した粗暴な振る舞いが目くらましとなり、その政策の精査がなされないままに、知名度だけが急上昇した感があります。

 

富の再分配とか累進課税など社会主義的な是正策が出てきてもおかしくなかったのですが、米政治には社会主義的発想が希薄なため、格差や貧困を社会システムの問題として議論する余地はなかったのです。それに代わったのが、ポピュリズム的な陰謀論でした。

 

問題の本質よりは、敵を探し出して、原因はその敵のせいにするのです。保守の草の根運動である「茶会」は、オバマ大統領をマイナスの象徴として攻撃する大衆扇動に陥ってしまいました。

 

今回のサンダース氏の主張は、温暖化防止策、税制の強化、公立大学授業料の無償化、医療保険の拡充、刑事司法の改革による人種間紛争の防止を含んでいます。

 彼は予備選で、若者の圧倒的支持を背景に、1300万人の票を得ています。

 

 

個人的に、「アメリカの何が(誰が)トランプを産んだのか」という主題で深く考えをまとめる必要がある(中下流層を中心とした不満と不平を吸い上げたのだという有り体な解説ではなくて)。

 

 

さらに、「なぜ鳥越俊太郎はサンダースになれなかったのか」。あるいは、「リベラルの火を無邪気に消した、鳥越俊太郎の罪悪」というものだ。

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 鳥越氏の出馬に胸を膨らませつつも、その後の報道で落胆した(女子大生に乱暴報道とかそのレベルでなく、彼の言葉とパフォーマンスについてだ有権者は多い。

 リベラルサイドに必要なものは確固たる信念(思想や信条)と説明能力のほかに、熱が要ると思うから(そういう意味では彼は“信条”があったぐらいかと思うのだ)。

 

米重 克洋 (@kyoneshige)
数値軸は伏せますが、今回の都知事選の情勢調査のグラフを横軸t(実施日)、縦軸p(投票意向≒支持率)で示したものです。真ん中が15〜17日に実施した序盤情勢の数字(t軸は16日に設定)です。 pic.twitter.com/rKzBi83x6M

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