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ここがパンチライン!(本とか映画、そんでときどき新聞の)

いま、物語で大事なのはあらすじではない。そこで語られている言葉とリアリティだっ!!ということで、卑怯で弱い人間を愛したい。人間の野蛮さ、愚劣さから目を背けたりしたくない。おのれ自身の端緒(根っこ)が絶えず更新されてゆくそんな経験をする、そのための記録。大江健三郎と吉田修一と。三島と太宰と。村上春樹と中村文則、小島信夫と舞城王太郎。カズオイシグロにミシェル・ウェルベック。カーヴァーとチャンドラー、ブコウスキーにキューブリック。コッポラにデビット・フィンチャー。ウディ・アレンもケヴィンスペイシーも。談志だって

『東京家族』

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2013年、松竹。

東京物語のオマージュ、いや、もはやリメイクか。

山田洋次ってことで。

 

 

祖父母は橋爪功吉行和子

祖父母が長男の家にやってきたときの孫の反応、

「なんで僕の部屋の荷物出してあるのー」とか忠実。

 

長男・西村雅彦は開業医で、末っ子はフリーター(ってもテレビ制作下請け)の妻夫木。劣悪な労働環境で働かされる状況は、戦死して故人になっていたオリジナルに近い状況か。

ところどころで現代版的描写というか演出が異なる。

 

「熱海にいいホテルがあるのよ、泊まってらっしゃいよ」と言われたのは「横浜みなとみらいの高層ホテルにでも泊まって」に。

 

 

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所在ないお母さんが末っ子の部屋にやってきたとき、彼女の のりこ(蒼井優)を紹介する。(蒼井優は“初めて母親に自分の彼女を紹介した時、めっちゃいい印象と卒なきパフォーマンスを発揮!” みたいな役やらせたら随一!)

 

「お前はいいなあ。いい息子、娘さん達がおって」

とか飲み屋で同窓生に言われて内心気持ち荒れすさぶ父親・橋爪。

 

 

で、これもオリジナル同様。

終盤は、蒼井優めっちゃええ子やで〜。めっちゃかわいいで〜ってのを鑑賞する映画。

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南相馬で震災ボランティアしたときに出会った。

「昼飯のときにマスクと帽子とったら、黒い髪がパラリっと落ちたんだよね、それ見てキレイだなって思って...」

 

「それか。もうだめか。」

 

 

 

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「のう、しょうじ。母さん、死んだぞ。」

で妻夫木泣く。

(ふいにいきなり泣く、例の妻夫木泣き)

 

で、精進落としの場で、形見分けの話とか。

 

 

 

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「どうもありがとう。お父さん」