ここがパンチライン!(本とか映画、そんでときどき新聞の)

いま、物語で大事なのはあらすじではない。そこで語られている言葉とリアリティだっ!!ということで、卑怯で弱い人間を愛したい。人間の野蛮さ、愚劣さから目を背けたりしたくない。おのれ自身の端緒(根っこ)が絶えず更新されてゆくそんな経験をする、そのための記録。大江健三郎と吉田修一と。三島と太宰と。村上春樹と中村文則、小島信夫と舞城王太郎。カズオイシグロにミシェル・ウェルベック。カーヴァーとチャンドラー、ブコウスキーにキューブリック。コッポラにデビット・フィンチャー。ウディ・アレンもケヴィンスペイシーも。談志だって

『トレインス・ポッティング』

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96年、ダニーボイル監督。

学生の頃に観て以来。

嫁に暇をもらって「シン・ゴジラ」観に行った日、映画づいた深夜に観る。

 

 

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スコットランドの若者、斬新な映像感覚。

 

若さありあまる今を刹那的に生きる。

どうせ、腐った身体をさらすだけの老後。

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ヘロインやってるときは幸せ。

やってないときはフットボールかビール飲んでるだけ。

そんな輩が、なんとか禁ヤクしようって話。

 

26歳、レントンユアン・マクレガー)は地元の悪どもと今もつるむ。

 

親友をだまくらかしてパクってきたポルノ映画を観ながら思った。

俺の人生には何かが欠けている。

 

ビデオ貸しちゃった方はレンタルビデオ屋に返却されちゃわないか、レンタルビデオ屋がオープンするのを待った。

 

クラブでのナンパかあしらいかってギリギリのとこでの出会い。

そのままタクシーで盛り上がって、部屋に上げてもらった娘は、

翌朝、高校生だったと知る。

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ファミリー団らんの朝食みたいな食卓を観て、

「ダイアンの同居人?」

「おはよう」

 

遊びとヤクにかまけて赤ん坊を死なせた女。

父親はそこにいた誰か分からない。

その時俺たちは、健全な選択としてヘロインの再開を決めた。

 

 

ヤク抜きの監禁。

憂鬱と退屈。

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この街は好景気だ。

どんな馬鹿でも稼げる。

 

 

ダチの中でもベグビーは馬鹿で悪過ぎ。

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ヤク取引に成功し、一人の分け前が4000。

喧嘩狂のベグビーがパブで喧嘩。

「ダチ裏切って、金をパクって逃げるか?俺なら逃げるね」

みたいな逡巡。 

 

 

▼エンディング

「なぜ裏切った?

 本当のところ俺がワルだからだ。」

 

「だが変わろうと思う。これを最後に足を洗ってカタギの暮らしをする。

楽しみだ。あんたと同じ人生だ。」

 

 

仕事、家、大型テレビ

洗濯機、車、CDプレイヤー

健康、低コレステロール

 

住宅ローン、マイホーム、おしゃれ、スーツとベスト、日曜大工、

クイズ番組、公園の散歩、会社ゴルフ、洗車、

家族でクリスマス、年金、税金控除、

 

平穏に暮らす、寿命を勘定して

(フェイドアウト気味の、エンドロールへ)

 

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