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ここがパンチライン!(本とか映画、そんでときどき新聞の)

いま、物語で大事なのはあらすじではない。そこで語られている言葉とリアリティだっ!!ということで、卑怯で弱い人間を愛したい。人間の野蛮さ、愚劣さから目を背けたりしたくない。おのれ自身の端緒(根っこ)が絶えず更新されてゆくそんな経験をする、そのための記録。大江健三郎と吉田修一と。三島と太宰と。村上春樹と中村文則、小島信夫と舞城王太郎。カズオイシグロにミシェル・ウェルベック。カーヴァーとチャンドラー、ブコウスキーにキューブリック。コッポラにデビット・フィンチャー。ウディ・アレンもケヴィンスペイシーも。談志だって

『ここらで広告コピーの本当の話をします。(小霜和也)』

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小霜本の2作目。

アドマンとしては、ほんっとに丸暗記しておかなきゃいけない(しておくと使える)話が盛りだくさんであるにも関わらず多くのアドマンがここで読んだ内容を覚えていないんだぜ。そういうもんなんだよ、アドマンなんて。

立ち止まって、記憶として刷り込む。そんな基本的なことでさえ、忘れちまったんだろ、どうせ。

 

言葉を使ってモノとヒトとの新しい関係を創り、商品や企業の価値を上げる」のが広告コピーと広告クリエイティブというもの

 はいっ、ご名答!!

 

ハイコンテクスト。コミュニケーション・意思疎通をはかるときに前提となる言語、体験、価値観、考え方などが非常に近いという意味。そして、日本は海外に比べてハイコンテクスト文化である、ということ。

 

・商品としての具体的な情報、競合との違い”UPS“

・その商品を使ってくれそうな“ターゲット”

この2つが揃わないと、広告のコピーを書くことはできません

 

「定義付け」に特化したコピーを「タグライン」と呼びます。

 

かたやドコモの現在のCMシリーズはとても表現リッチで若い人に受けそうです。しかし「ドコモは新料金の時代へ」というタグラインにどれほどの力があるかやや疑問です。

 

つまり言葉とは何を約束するものだという共通認識があるのです。

 →新聞広告の審査基準が一番しっかりしていて厳しいのは、ただ単に新聞が信頼性と公共性のあるメディアであるから、というわけではないということだろうか

 

人間というものは、何かしてもらった相手を好きになるのではなく、何かしてあげた相手に執着するんです。

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もしあなたが好きな人がいたら、プレゼントするよりも何か頼み事する方が、効果があります。「なんであの人のためにこんなことしているんだろう?」という疑問を、無意識で「好きだからかもしれない」と、整合化してしまうのです。キャバ嬢もホストも、客にお金を使わせるほどモテます。

 →真理だわー。わが心のメモ帳にも、メモメモ。

 

多くの人は、そして多くのコピーライターも人間のパターンにとらわれすぎて、人の真実を見ようとしません。「人ってこうだよね」というステレオタイプな思い込みから、なかなか抜け出せないのです。 

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本当の戦争では、2割の兵士だけがライフルを撃ち、残りの8割は撃ってないんです。(第二次大戦のレポート)

ベトナム人兵士1人を殺傷するのに米軍が使ったライフルの弾薬は1万数千発だった」という記録もあります。(戦争における「人殺し」の心理学:ちくま学芸文庫刊)

 

敵を誰に定めるかがその人の人生を決める、という話を聞いたことがあります。

 

 

キャッチフレーズの発言者を変えていくと、コピーを書くときの幅が広がる、ということも基本として覚えておくといいです。 

 

 

(実は多くの施設でランドセルは余っていた。)ーーー

タイガーマスク運動」も、自分がいらないものを届ける、ではなく、何が必要か確認してから贈る、というものであればもっと素晴らしい運動になっていたと思います。 

 

ブランドとは「気持ちいい記憶」である

ーーーラベルを見ることでターゲットの中に気持ちいい記憶を蘇らせる作用のこと

→これ、磯部光毅さん(アカウントプランな)は、「ブランドとは、らしさの記憶である」 です。

 

人の嗜好は記憶に左右される。

 

→つまり、味の原体験たる おふくろの味が決定的に大きな意味を持つってことね。

幼少期の食事体験次第では、「おふくろの味」=マクドナルドってこともあり得るってことだ。

 

「その人は、タコ、うまい!」と感じることでタコが大好物になっていき、積極的にタコを探すようにんあります。僕らが食べ物や飲み物に「美味い」と感じるのは、基本的にはこういう原理によるものです。習慣的に飲食するものが美味いのです。

 

ブランドは「老舗」が強いです。それは、新参の商品よりも「記憶」が積み重なっているからです。これをスイッチさせるには、強力なUSPが必要です。

 

 

業界や専門家なんかのこの手の著作を読んでいて、

たまに自分がズルいことをしていると錯覚することがある。

 

彼らが、各分野で経験と研鑽を積み、骨身を削って時間をかけて身に付けてきたことを、こちとら何時間かでその知見に触れるのだ。

それってズルいよね。

だって、美味しいとこどりじゃん。。

でも同時にこうも思うのだ。

 

簡単に身につけた知識というものは、血肉にならないはずなんだ、と。

 

 

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