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ここがパンチライン!(本とか映画、そんでときどき新聞の)

いま、物語で大事なのはあらすじではない。そこで語られている言葉とリアリティだっ!!ということで、卑怯で弱い人間を愛したい。人間の野蛮さ、愚劣さから目を背けたりしたくない。おのれ自身の端緒(根っこ)が絶えず更新されてゆくそんな経験をする、そのための記録。大江健三郎と吉田修一と。三島と太宰と。村上春樹と中村文則、小島信夫と舞城王太郎。カズオイシグロにミシェル・ウェルベック。カーヴァーとチャンドラー、ブコウスキーにキューブリック。コッポラにデビット・フィンチャー。ウディ・アレンもケヴィンスペイシーも。談志だって

『インターステラー』

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2014年、C・ノーラン監督。

マシュー・マコノヒーアン・ハサウェイ

 

小麦は疫病で全滅。トウモロコシも灰砂で覆われてろくに収穫出来ない世界。

 

インド空軍のドローンを追いかけて、ハッキングコントロールする。

インドもアメリカも空軍がなくなって10年経つという。

 

そこは、科学が敗北している未来。 

アポロ計画も「ソ連を破綻させるための」ねつ造だったとされ、科学ではなく現実が愛され、農夫になることが奨励される。

つまり、権力も軍隊も労働力においても全ての源は食糧である、とここで暗示されている。

 

昔、人は星を見ると「向こうに何が」と思った。

今は下を見て、足下の砂の心配だ。

 

 

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科学好きの娘マーフ(アン・ハサウェイ)に泣きくされた別れ方をしてしまった、宇宙に飛び立った元宇宙飛行士の父クーパー(マシュー・マコノヒー)。

 

 

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宇宙と時空を隔てたこの物語全編で相対性理論が、そして肝心な場面で「愛」が鍵を握る。

 

親は子供の記憶の中で生きるって。

 

 

 

何千光年離れた、地球に条件が似た星では海中に着陸した。

やがて何千m級の大波が。

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地球からの何千光年離れた宇宙へのメッセージ。

27年分を見ながら、泣いたり笑ったり。

 

 

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ネタバレだし、絶対コピー化出来ないが、

ズバリ本質的で象徴的なコピー出しをするとしたら、

幽霊は、時空をさまよう父だった

だろう。

 

 

5次元空間から、娘にデータを贈る。

重力は時間も空間をも、超越する。

何で伝える、愛だ。

(こういう物語が教えることは、「やっぱり親として、子供が言ってることは信じたいな〜」ってこと。形だけでなく、本当のところで。)

 

 

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パパが約束したから。

 

 

父を娘が再会する星では文字通り重力が時空を超えた世界が。。

多分にSFで、多分にノーラン的。

映画ってこういうことが出来るんだ。

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