ここがパンチライン!(本とか映画、時々 新聞)

いま、物語で大事なのはあらすじではない。そこで語られている言葉とリアリティだっ!!ということで、卑怯で弱い人間を愛したい。人間の野蛮さ、愚劣さから目を背けたりしたくない。おのれ自身の端緒(根っこ)が絶えず更新されてゆくそんな経験をする、そのための記録。大江健三郎と吉田修一と。三島と太宰と。村上春樹と中村文則、小島信夫と舞城王太郎。カズオイシグロにミシェル・ウェルベック。カーヴァーとチャンドラー、ブコウスキーにキューブリック。コッポラにデビット・フィンチャー。ウディ・アレンもケヴィンスペイシーも。談志だって

『知性の顛覆 日本人がバカになってしまう構造(橋本治)』

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7/9付朝日新聞朝刊「著者に会いたい」での新作新書、著者インタビューで橋本治

<「自分のアタマで考えたいことを考えるためにするのが勉強だ」ということが分かると、そこで初めて勉強が好きになった>

 

反知性主義を読み解いていくなかでたどり着いたのは「不機嫌」「ムカつく」という感情だ。ムカつく人たちに納得してもらう言説を生み出さないと<知性は顛覆したままで終わり>だと指摘した。

 

 一方、「知性」と同居していたはずの「モラル」が失われていったとみる。

 

 

テーマは「父権性の顛覆」だ。

例えば、自民党小池百合子小池百合子東京都知事との関係を、「夫」と夫に反発した「妻」と読み解く

 自民党は基本的にオヤジ政党だから父権性の権化。『それって嫌よね』という家庭内離婚みたいなもの」。小池氏の人気の背景には、「そうよね」という中高年女性たちの共感があるとみる。 

 

 

 

この人の言葉には、個人的な葛藤と思考の後に獲得したような知性がある。

本というメディアは、そういうものと出会えるから(著者が出し惜しみしていなければ)魅力があるんだよねやっぱり。

 

 

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