『男はつらいよ 25 〜寅次郎 ハイビスカスの花〜』(1980年)
リリーシリーズ。
博が、亀戸でリリーとバッタリ会って話す。
「それで、あの人どうしてる?寅さん。」
「私も旅暮らしよ。寅さんと同じ。」
おばちゃん・つね
「ちょっと私、御不浄行ってくる」
お店休んで、水元公園行こうとしてたとらやご一行。
そんなところに帰ってきたとら。間が悪いとやら、なんとやら。
「これからみんなで水元公園行こうかって矢先に、厄介者がバカ面下げて帰ってきたってわけか」
「 行くなって言ってんじゃねえだろっ!行きゃあいいだろ!」
って、寅が帰ってくるといつもこんな具合。 そんな折に、沖縄のリリーから頼りが。
「 私、いま病気なの。もいっぺん寅さんと会いたかった、それだけが心残りよ。」
沖縄?そこどこってんだ?
どこで汽車乗り換えりゃいーんだ?
よう!何かいい考えないか?
早く考えろよ!
「乗らないっつうもんは乗らないんだから。。
乗らないっつーの!!」
飛行機が怖くてしょうがないが、飛び乗って沖縄へ。
看病してやる。
「あ、こりゃどうもご一統さん」
「ばか野郎!堅気の衆が本気にするじゃねーかっ」
「ビール冷えてるかいっ?」
「うん。お風呂行っといで」
リリーとの幸せな夫婦(みたいな)生活。
水族館で働く若い女の子と親してしてる寅に妬くリリー。
「今日はどうしてんのかしら?あの男」
「てめえたち、出来てやがんなこの野郎っ」
で、朝起きたら内地に戻るって書き置きしてたリリー。
ふたたび、とら屋で。。
「リリー、俺と所帯持つか?..」
「俺いまなんか言ったか?」