ここがパンチライン!(本とか映画、時々 新聞)

いま、物語で大事なのはあらすじではない。そこで語られている言葉とリアリティだっ!!ということで、卑怯で弱い人間を愛したい。人間の野蛮さ、愚劣さから目を背けたりしたくない。おのれ自身の端緒(根っこ)が絶えず更新されてゆくそんな経験をする、そのための記録。大江健三郎と吉田修一と。三島と太宰と。村上春樹と中村文則、小島信夫と舞城王太郎。カズオイシグロにミシェル・ウェルベック。カーヴァーとチャンドラー、ブコウスキーにキューブリック。コッポラにデビット・フィンチャー。ウディ・アレンもケヴィンスペイシーも。談志だって

『「壁」超えつながるには(2017年9月6日付 朝日新聞)』

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東浩紀 偶然の出会い 観光のよさ

今は、世界中の人々が「他者とつきあるのは疲れた」「仲間だけでいい」と叫びはじめている。ナショナリズムの存在感が増しています。

 

 観光客は評判の悪い存在です。余暇の活動なので無責任だし、他者とつながろうと思っているわけではない。そんなこと考えるのは疲れる。つまり観光客であることは、人間というより動物に近い。

 

 ところが人間は下卑た存在なので、観光に行けば自分の頭で作った壁が好奇心や偶然の出会いから崩れ、寛容になれることもある。それは何かの原理にはならないけれど、どんな原理も持つ排除性を壊していく。