ここがパンチライン!(本とか映画、時々 新聞)

いま、物語で大事なのはあらすじではない。そこで語られている言葉とリアリティだっ!!ということで、卑怯で弱い人間を愛したい。人間の野蛮さ、愚劣さから目を背けたりしたくない。おのれ自身の端緒(根っこ)が絶えず更新されてゆくそんな経験をする、そのための記録。大江健三郎と吉田修一と。三島と太宰と。村上春樹と中村文則、小島信夫と舞城王太郎。カズオイシグロにミシェル・ウェルベック。カーヴァーとチャンドラー、ブコウスキーにキューブリック。コッポラにデビット・フィンチャー。ウディ・アレンもケヴィンスペイシーも。談志だって

『総選挙 日本の岐路(中村文則 2017年10月6日付 朝日新聞)』

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中村文則

 その件で関係者達が国会で「記憶にない」を連発しても支持してくれる。だからそういった層には、元々説明する必要性は薄い。

 

 そして政権を批判している人たちに対しては、首相が都議選で野次のコールをした人々に対し「こんな人達に負けるわけにはいかないんです」と言ったあの言葉が浮かぶ一国のトップである首相が、国民の間に線を引いた瞬間だった。

「こんな人達」はつまり「敵」として線を引いているので、そもそも説明する必要を感じていない。 

 

 政権批判=売国奴(非国民)の幼稚な構図が出来上がったのは、小泉政権でその萌芽はあったが、安倍政権で本格化したと僕は感じる。

 

 時代の空気と政治は、往々にしてリンクしてしまうことがある。論が感情にかき消されていく。

 

 支持する人達は感情で支持してくれるし、あとは北朝鮮の名前を連呼して突破する。

 

 人間は善の殻に覆われる時、躊躇なく内面の攻撃性を解放することは覚えておいた方がいい。結果改憲のために戦争となれば本末転倒だ。 

 →改憲しようとして戦争を招いた首相として、歴史の教科書に載ることになる。