ここがパンチライン!(本とか映画、時々 新聞)

いま、物語で大事なのはあらすじではない。そこで語られている言葉とリアリティだっ!!ということで、卑怯で弱い人間を愛したい。人間の野蛮さ、愚劣さから目を背けたりしたくない。おのれ自身の端緒(根っこ)が絶えず更新されてゆくそんな経験をする、そのための記録。大江健三郎と吉田修一と。三島と太宰と。村上春樹と中村文則、小島信夫と舞城王太郎。カズオイシグロにミシェル・ウェルベック。カーヴァーとチャンドラー、ブコウスキーにキューブリック。コッポラにデビット・フィンチャー。ウディ・アレンもケヴィンスペイシーも。談志だって

『愛と幻想のレスポール(スガシカオ)』

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音楽雑誌のインタビュー記事を編集しなおしたものか。

 

ともかく、こういう潔い人間には憧れる。共感もする。

まさに、スガシカオの実像に触れた感触があった。

音楽はたいへんよいと思っていたが、そのミュージシャンがどういう人間性を持ち、どういう風に生きてきたのか、これまではあまり興味がわかなかった。

 音楽と自分の変化についてかくもストイックで、真摯に向き合っていることが知れてうれしかった。当たり前のことなのだ、彼らは音楽で生きているのだから。

 


☑︎レコード会社を辞め、一人になろうと決めていた 014

 

デビュー前、会社を辞めた時も同じ心境だったんですよ。その時も周りにはいろいろ言われた。

 

 

だから、独立した後はあんまり不安がないんですよ。10周年が終わった時の方が不安だった。誰も何も言ってくれないし、方向性も定まらない。こんな迷った状態のままアーティスト活動しちゃっていいんだろうか?って。怖かったですね。

 

 

ということは、プロモーションの必要がなかったんじゃなくて、やることを間違えてたんですね。ただ出るだけな意味がない。同じ時間を使って違うことをやればよかった。

 

 

・音楽の作り方について、桜井和寿に教わったことがある。 030

 

・もう無駄なプロモーションをしてもしょうがないというのはわかっていたから、そういうことはやめましょうという話をした。035

 

だから、あのアルバムは安定してない。偏ったり尖ったりしてるアルバムは他にもあるかもしれないけれど、あんなに安定してないアルバムは他になくて。

 

『THE LAST』の時みたいに、村上春樹さんがライナーノーツを書いてくれたものはCDで出す意味があるんですよ。

 

一番怖いのは、CDがなくなることじゃなくて、みんなの心の中において音楽の影響力が薄れることだよね、って話に落ち着いたんですよ。

 

#かけすぎ部

 

思春期の自分は本当にボーッとしてたと思いますよ。何も見えてないし、何も感じてない。大学に入るくらいまで、自分の視界に膜がかかってるみたいな人生だった。

 

たとえばツッコんでくるジョークの一つ一つに腹を立ててたりしてたんですよ。

 

 

世界中にあふれているため息と

君とぼくの甘酸っぱい挫折に捧ぐ・・

あと一歩だけ、前に 進もう

♬ 

 

新曲が上がるとうちの家のポストにデモテープが届くようになったんですよ。

 

例えば「光の射す方へ」とか「ファスナー」とかは、桜井くんがスガシカオ擬態した曲だと思うんです。聴いて、おれの癖がちゃんと出てるなと思うし。それは言葉だけじゃなくて、コードとメロディの関係にしてもそう。

 

でも、そういう難しいことを言ってる時に、すごい的確な比喩を持ってくるんですよ。