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ここがパンチライン!(本とか映画、そんでときどき新聞の)

いま、物語で大事なのはあらすじではない。そこで語られている言葉とリアリティだっ!!ということで、卑怯で弱い人間を愛したい。人間の野蛮さ、愚劣さから目を背けたりしたくない。おのれ自身の端緒(根っこ)が絶えず更新されてゆくそんな経験をする、そのための記録。大江健三郎と吉田修一と。三島と太宰と。村上春樹と中村文則、小島信夫と舞城王太郎。カズオイシグロにミシェル・ウェルベック。カーヴァーとチャンドラー、ブコウスキーにキューブリック。コッポラにデビット・フィンチャー。ウディ・アレンもケヴィンスペイシーも。談志だって

『スクラップ・アンド・ビルド(羽田圭介)』

小説  批評・評論  創作のヒント 

 

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フリーター、25歳、健斗。

実家で同居するじいちゃんは、身体も思うようにならなくることが多く「はやく迎えにきてほしい」と弱音ばかり吐くようになっている。

 

薬漬けの寝たきりで心身をゆっくり衰弱させた末の死を、プロに頼むこともできないのだ。

 

湯温を高めにし、脱衣場の気温を極端に下げておくことで祖父の願いを一思いに叶えてあげることも健斗は当然考えた 

 

「老人(自分の祖父)をどうして殺してやるか」みたいな個人的使命みたいなものをミッションとすることで、そのまま心情を吐露することが小説になっている


しかもそれをお好み焼き食べながら、友人と相談していたりする

 


やるなら一息に、短期間でということだ

 
健斗が筋トレでフィジカルを鍛えだす。軽蔑する彼女と付き合い続けるが、セックスと自らの精力にさえ己のフィジカルな生命力の残り量を感じてるとる中二男子。

 

“使わない昨日は衰える”の逆をいくため、一日最低三度の射精にとりくんだ。

 

実際は介護をしないたまに口をだす姉に対して、「素人は引っこんでろ!」

まず出口を見据え、自分の立場を決めてから出直してこいと思った

 

 

 

創作のヒントとして、

この国(いまの社会)が抱えている問題が、身近な虚構で示されていること。そしてそこにしっかりと人間が描きこまれていることが言うまでもなく重要なのであるが。。

 

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