ここがパンチライン!(本とか映画、ときどき新聞)

物語で大事なのはあらすじではない。キャラクターやストーリーテリングでもない。ただ、そこで語られている言葉とそのリアリティこそが重要なんだ!時代の価値観やその人生のリアリティを端緒端緒で表現する言葉たち。そんな言葉に今日も会いたい。

2015-04-01から1ヶ月間の記事一覧

ライター石川さん@表参道Echika

取材後、ライターの石川さんと表参道Echikaへ。次長・キャップとの宴席や金沢取材話など。 金沢の最上○○表現は「お気の毒に」。あなたに気を遣わせてしまって心遅れしています。 徹底した他人志向は京都のそれにも通底するもので、そのルーツは仏教に元来す…

初めて課題を発表をする

1回目、9番目の発表。 悪しき例として選ばれた人がいたり、あまり良くない例も多い。選出者とはいえ、総じてレベルは高くない。 あまり新味もなく、面白い切り口とは言えないものを中盤で褒め上げていた。トンマナを理解(つまり出題者の価値とスタンスを…

真夜中のプレゼン特訓

午前3時くらいから、パワポによるプレゼン特訓をした。それまでリビングで寝ていたからだ。ストップウォッチでタイムを図り、第三者にどれだけ伝わるか、わかりやすいかに注意して説明をする。第三者の目を入れる作業だ。三分で話せる内容は少ない。複雑な…

『中身化する社会』菅付雅信

菅付雅信さんの著書 以下メモ。 ・コンフォートフードが増えている。「本質的だ」「心地よい」「10マイル以内で生産する透明性」「使い捨て文化への対抗」「質のいいものを選ぶ」 ・都市生活者にファッション離れの兆し ・日本の中流階級がぶっこわれて、…

『ウディアレンのバナナ』

荒唐無稽なコメディてんこ盛り。 冒頭。サンマルコの大統領がTVの前で撃たれ、アメリカンテレビジョンのレポーターにいまわのきわに心境を聞かれる。大会社の試作製品試験員(デスクに座っていながら運動出来る”重役用運動デスク”)が、政治好きの女の子と付…

『春の雪』三島由紀夫

環境や状況がいいときも悪いときも、苦しい、内面がこんなに苦しいんだ。という話。政略結婚のため、叶わぬ恋愛結婚をこじらせこじらせ、自害と出家。松枝侯爵家 清顕(きよあき)、綾倉伯爵家 聡子(さとこ)、蓼科、本多、飯沼、みね境遇、容貌ゆえ、自己…

『レザボアドッグス ReservoirDOGS』

レストランで男5人がアメリカン与太話。「Like a Vijinってのはありゃ、巨根の話だ。えらいヤリマンが、でかい一物の男とやりまくってた。」 「細かいところが、話をリアルにするんだ」Mr.PINK:スティーブ・ブシェミMr.BROND:ムショ帰り、ナイフで人質の耳…

『マンハッタン』ウッディ・アレン

NYで人生のパートナーを見つけること。いなければ次を探す。オープニングはプラウドのCMソング(「Rapsody in blue」) 17歳の彼女。42歳、バツ2の僕。 タクシー中で「メーターが気にならない」 ダイアン・キートン「灯りを消して、子供を作ろう。」 我…

『ジェフ・ベゾス 〜果てなき欲望〜』ブラッドストーン

傑出したビジョンと情熱のある個人の、大志の半生。・「講釈の誤り」=複雑な現実には何かと講釈を並べ、耳あたりはいいが簡略化しすぎた話にしてしまう人間の性質。人間の脳の限界により、関係のない事実や出来事の間に因果関係を見いだし、わかりやすい講…

『言い寄る』田辺聖子

欲望に従順でありながら、特定の異性には純情な恋心を募らせる乃梨子。 男に依存しなければ生きていけないが、人生なるようになる考えの美々。 五郎を射止めたのはどっちだったのか。 終盤、剛が暴力を振るった時点で、悲劇的結末と、でも明日は前を向いて歩…