ここがパンチライン!(本とか映画、ときどき新聞)

物語で大事なのはあらすじではない。キャラクターやストーリーテリングでもない。ただ、そこで語られている言葉とそのリアリティこそが重要なんだ!時代の価値観やその人生のリアリティを端緒端緒で表現する言葉たち。そんな言葉に今日も会いたい。

2018-03-01から1ヶ月間の記事一覧

最近のこと(メモ)

「わたしのスマホの中のメモ帳」 ★かんぴょうを客に包んでもらう提供 →コレド室町地下1階のカウンター寿司屋すっごくいいです。おまかせの握りが貫数多くネタも良くパフォーマンス高し。夜もこれだっつうから安く美味しい握りでその夜締めたい方はぜし!! …

『部長 島耕作(弘兼憲史)』

もうほとんど、各巻のハイライトと備忘録ですわ。 部長 #2✔︎「つまり国民は公平な分配に慣れてい...」✔︎中沢社長の辞任と︎ゴールデン街のチャコママ✔︎初貿の専務として出向。秘書は高市千鶴。で、背中には刺青。父は組長。✔︎「しかしまた庭石のように重い女…

『課長 島耕作(弘兼憲史)』

課長 #16巻✔︎タイで現地の運転手ソーチャムに助けられる✔︎総会屋に脅迫されて、社員の妻とのファック写真を本社の正面玄関にB全にして貼られる 課長 #17巻✔︎役員末席(36番目)の中澤取締役が社長に。(木野社長、大原会長)✔︎娘からの電話中に大町愛子が自…

『年表で分かる現代の社会と宗教』

社会学者の見田宗介さんが非常に重要なものの見方を提示しています。ある時代をうまくとらえるためには、その時代に「現実」という言葉の反対語としてどういう言葉が想起されたのかを考えることによって、その時代の相みたいなものが見えてくる、と。 日本が…

『炎の牛肉教室!(山本謙治)』

山本謙治。この人も闘っている。 問題視されることがなかった現状に批評性を持って取り組んでいる。 自分が正しいと感じたことのために。 やまけんの出張食い倒れ日記 和牛は「黒毛和種」、「褐毛和種」、「日本短角和種」、「無角和種」の4品種。 A5とい…

【突破する力 朝日新聞GLOBE】気仙沼ニッティング 御手洗端子

フィッシャーマンズセーターとして、新たな産業を生んだ。 学校で先生に「将来は何ないなりたいのか」と聞かれ、答えられなかった。家に帰って言うと、母親の照子はこう諭した。「何にたりたいかより、どう生きたいかでしょう」 マッキンゼーを選んだのは「…

論壇時評「現実 追認せず合意形成を」_小熊英二

村民の1/4が技能実習生だった長野県川上村(日本一のレタス出荷量で知られる)のように、外国人なしに成り立たない地域や産業も少なくない。 ドイツと日本の再軍備の経緯の違いを指摘する。ドイツでは、民主主義と軍隊をどう両立させるか議論して再軍備し…

論壇時評「充実を支持する層は」_小熊英二

福祉の充実が、貧しい人に支持されていない。嘘のようだが本当の話だ。 大沢によれば「日本の税・社会保障制度はOECD諸国の中でも最も累進度低」い。とくに社会保険料は、低所得の人ほど相対的に負担が重い。 純粋に政府からの所得移転だけをみても、日…

『政治断簡:冬来たりなば春遠からじ(高橋純子)』

「死ぬ時間考えてほしいよ。この時間は死ぬ時間じゃねえだろ。2時ぐらいに死ねよ」 「そうだよね〜」 2人ともスマホの画面を見つめたまま。 共感、共生の感覚が細り、やせてしまったこの社会の土壌。 「共」の醸成は、政治の大きな役割のひとつだ。 政治の言…