2015-11-01から1ヶ月間の記事一覧
ホノルルから成田までの機上で。04年作。 冒頭、「女房を殺した」と自首してきた、元警察刑事部の梶(寺尾聡)。 柴田恭平が群馬県の期待刑事として出てきて、冗談でも言ったときには誰もが、あぶない刑事を想起して台無しになりそうなところを、一応はその…
MGMメトロゴールドウィンメイヤー、サム・メンデス監督。 興行収入は全世界で11億800万ドル MI6という諜報組織の本部本丸が、内部を熟知した人間にハッキングで狙われるスリリング篇。 007シリーズは、街中でドンパチやり過ぎる感が爽快だ。 Mに「あの…
ホノルルまでの飛行機で視る。 冒頭、壁のちかくで少年と少年と少女が青春を語り、 巨人登場するまで16分ほど。 初めて、巨人が何十人と登場するシーンは圧巻。 巨人の攻撃ってタイトルになるくらいだから、ここが一番の見せ所なわけだ。どういう造形の巨…
キム・ギドク作品は嫌いな日本人が多いだろうな、という印象。 間違っても、日本では成功しない。 いまのところ、そういった作品たちだ。 冒頭シーン、有名な街角ぶっちゅーシーン。 ベンチで恋人を待っている女子大生ソナを、隣に座ってじーっと見る男。 や…
物語の設定と映画の始まりは複雑だ スパイスの取れる砂漠の惑星デューン スパイスは、人にさまざまな特殊能力を可能にする とすると、もちろんそのスパイスを宇宙中で奪い合っている。 ただ、スパイスを取るには、巨大な虫がを避けながら取らなければならな…
いい歳して、人として卑しいふるまいをするというのも ・「モテていたのは俺じゃなくて、俺の年収かも」などと気づいて(バカがへんな治りかたをして臆病になっちゃったんです。) よくない苦労をすると人間はますます卑しくなります 性格は断念によって形成…
AV監督という餅屋としての経験と感性でここまで「わかった人」という印象だ。 巻末の対談はで、著者がカウンセラーの女性に怒られたりしていて面白い。体系化はしていないけれど、このテーマにおける示唆に富んでいる。 ・「自分を認めて、愛することが自己…
都市でゼロ円で生きよう。「都市の幸」で稼ごう。 という企画が、綿密なヒアリングと取材によってまとめられている。取材の対象を本気でリスペクトした、坂口恭平ならではの仕事。 ・段ボールハウスって結構あったかい。 ・アルミ缶は1kg=70〜100円(1週間…
電通クリエイティブディレクター。 インテル入ってる、ドコモdビデオ、オランジーナ、行くぜ東北、などのCMCFで有名。提案する機会があったのでまとめて読んだ。 感情は振り子である。映像を作る際には、人のこころに変化を意識的に作り出す必要がある。 人…
出版直前に著者、証言者の二人が同じ日に同じ病名(レジオネラ菌による「在郷軍人病」)で急逝するという、相撲興行の闇を描く出版本。*ウィルス感染症。数日間の潜伏期間の後、呼吸困難を引き起こし肺を蝕む 高鉄孝之進(部屋の弟弟子)、橋本成一(北の富…
91年。戸部良一、野中郁次郎ほか著。 組織論は、社会学・政治学・心理学・経営学との学際的な学問領域。太平洋戦争史に、社会科学的分析を導入しようという意欲的な大著。 以下、メモとまとめ。 ノモンハン事件 敵情不明のまま用兵規模の測定を誤り、いたづ…
90年作。アレンの監督、脚本、主演。 冒頭は船上でのパーティ挨拶。 眼科医は緊張している。 愛人から眼科医夫人宛の手紙には「3人の決着のために話をしましょう」とあった。 「私と一緒になると言ったじゃない」 「女盛りを捧げたのよ!?」 会えば脅迫め…
・日本で死亡する外国人の数 6424人(2010年) →イスラム教徒、キリスト教徒、ユダヤ教徒の場合、土葬しなければならない →本国に移送するときエンバーミング技術が必要になる。隣国でも30万、アフリカには100万円以上。移送には日本から遠い国ほど高くつく…
ちくま新書236P。太字になる部分は少ない。 チベット仏教でも、大昔には無上ヨーガ・タントラの行者が墓場で乱交したりしていたといいます。
冒頭の一章を興味深く読む。その後は、劇作家の演劇論。 愛は自然にまかせて内側から生まれてくるものではない。ただそれだけではない。愛もまた創造である。意識してつくられるものである。 女はそう思う、だが男にはそれがわからない。 愛情は裏切られ、憎…