「バイス!(2018年、アダム・マッケイ監督)」
米副大統領 ディック・チェイニーの伝記映画。
毎度のことながらクリスチャン・ベイルの役作りとコミットメントすごい。
この人が、「アメリカンサイコ」のベイトマンであり、「ターミネーター4」のジョン・コナーであり、「バットマンシリーズ」のブルースである。
極悪副大統領。
大胆でぶっとんだ提案を、慎重なプロの提案だと思い込ませること
フォード大統領時、ラムズフェルド国防長官、チェイニー主席秘書官。
一元的執政府論 に取り憑かれる。
大統領の決定は全て合法。
まあ、わが国のバカボン・安倍PMの改憲志向に近いな。権力者の憧れる自由自在イメージだ。
何も挑発してこない主権国家を攻めるんですよ?
2003年、国連でのコリン・パウエル国務長官の「イラク攻撃正当化」スピーチ
「人生最大の苦痛であり、汚点だった」
と述べている。
イラク戦争の根拠が虚偽であることが分かり、イラクには大量破壊兵器もなかった。
で、娘がレズで同性婚であることを認めた父。