ここがパンチライン!(本とか映画、ときどき新聞)

物語で大事なのはあらすじではない。キャラクターやストーリーテリングでもない。ただ、そこで語られている言葉とそのリアリティこそが重要なんだ!時代の価値観やその人生のリアリティを端緒端緒で表現する言葉たち。そんな言葉に今日も会いたい。

2015-08-01から1ヶ月間の記事一覧

『MAD MAX4 〜怒りのデスロード〜』

いやあ、MAD MAX4 怒りのデスロード 最高だったー。 文字通り、壮大な狂気。頭おかしい設定と演出の連続に開始10分で脳天が融け出します。残された資源は、水とミルクと油と女。狂った改造車に、火を噴くギター。北斗の拳も真っ青な下卑キャラたちが砂漠で…

『堕落論・日本文化私感(坂口安吾:講談社文芸文庫)』

終戦記念日にかけて、堕落論を読み直したいと思った。 終戦記念日の前日14日、千鳥ヶ淵戦没者墓苑での追悼祈祷に参加し、始まりを待つ苑内のベンチで堕落論を読んだ。 堕ちる道を堕ちきることによって、自分自身を発見し、救わなければならない。 生きよ堕ち…

「稼ぐ力(大前健一:13年9月小学館刊)」

国際社会で”稼ぐ”の視点で、大前健一の力点ステートメントを整理。 ・国家にとって最も大切なものは「雇用」である。と彼は言い切る。 ・パーキンソンの第1法則「人の数だけ仕事は増える」(仕事の量は、完成のために与えられた時間をすべて満たすまで膨張…

『JURASSIC WORLD(3D-IMAX)』

友人たちとTOHO新宿に。 ガジラのデカモニュメントももちろんながら、歌舞伎町のセンターブロックでここまで様変わりしたシネコンはそれだけで非日常感がある。早慶戦のあとコマ劇前のポールで天下取りしてた時代とは、いささか隔世の感がある。 そりゃ可能…

『2001:Space odyssey』

2001年、宇宙の旅。Taipei〜HND, 冒頭、猿が動物の骨で骨を砕くシーン。 これが”固くて何かを砕くのに使用出来るもの”学ぶ。 敵対グループとの対決に、この骨(武器)を持っていくと撃退できた。 骨は武器となり、猿は技術的思考ととのに一つ進化したことに…

『芥川賞の謎を解く(全選評完全読破):鵜飼哲夫』

鵜飼さんの新書。 150回以上にわたる芥川賞の選評。それは日本人の文学的創造力の歴史である。 芥川賞とは、文学とは何か、という問いに対する暫定的な答えである。自分が生まれる前の作品や、当時世間を騒がせた(その時代の人間に何かに触った)作品の数多…

『紅の豚』

この歳まで、一度も観たことありませんでした。 みんなジブリって、全部観てるんですよね。好きですよねほんと。 案の定、denpasar→taipeiの飛行機上で観る。 ・何故か豚にされている主人公ポルコ・ロッソは飛行機乗りの賞金稼ぎ ・ホテルアドリアーノのマド…

『Amadeus』

海外旅行に行くときは、機上で映画を観る。 飛行機にonされているものではない。 dvdプレイヤと好きなdvdタイトル持参でだ。 「Amadeus」は昔から観たかった映画。 モーツアルトの才能と嫉妬にまつわる映画だ。 彼に嫉妬し、同時に憧れた宮廷音楽家サリエリ…