ここがパンチライン!(本とか映画、ときどき新聞)

物語で大事なのはあらすじではない。キャラクターやストーリーテリングでもない。ただ、そこで語られている言葉とそのリアリティこそが重要なんだ!時代の価値観やその人生のリアリティを端緒端緒で表現する言葉たち。そんな言葉に今日も会いたい。

2021-01-01から1年間の記事一覧

「再びマルクスに学ぶ(斎藤幸平)」2019年10月30日 朝日新聞

ーそこに注目が集まらないのは、極端な主張だからでは? 「極端ではありません。国連の昨年の報告書でさえ、経済成長だけを求めるモデルは持続可能性がない、として脱成長モデルを検討するようになっています。 上の世代が戸惑うほどグレタさんが絶大な支持…

『仕事。(川村元気)』

川村元気氏のその道の熟達者へのインタビュー本。 若くして有名になると、出版社にこういう企画が組まれるんだよな。 川村元気 だから、撮れなくなる監督は、仮説ですけど、どかかで撮らない理由を見つけてしまったのかなと思います。 神棚に上がってしまっ…

「新プロパガンダ論(辻田真佐憲・西田亮介:ゲンロン叢書)」

ゲンロンで対話された”プロパガンダ”に関する論考のまとめ書き書籍。 主に、政権与党や政党、政治的権力が、有権者に働きかける広報・PRに関わる論考。 東京新聞記者の望月衣塑子さんが「おもしろい!」と感想して、ゲンロンイベントにも参加していたのでポ…

言葉尻とらえ隊「分からない」(能町みね子:2021年5月6日号 週刊文春)

週刊文春を購読する理由の一つ。 能町みね子さんの、最近ひっかかった「言葉」に関するコラム。 ときに芸能人や著名人の、ときに政治家や為政者の、 無思慮で、空虚で、作為的で、権謀術数的な言葉の意図と効果。 いま一番、批評性があるコラムだと思う。 丸…

「見直されるアナキズム」(2021年2月1日 朝日新聞)

アナーキズム。 こういうものをテーマに一個面割かれるのは、やはり朝日新聞の美徳でもある。 「自分を縛り付けるものに、『ふざけんな』と小さく蜂起すること。いや自分も相手を服従させたいだけじゃないか、と自問すること」。これが政治学者の栗原康さん…

「著者に会いたい_『おしゃべりな人見知り(料理コラムニスト 山本ゆり)』(2021年5月29日 朝日新聞)

身近な材料で簡単にできるレシピ本『syunkonカフェごはん』シリーズの著者。 レシピ本がすごい人気になのは知っていたが、失礼ながら「ただブログかSNSでレシピを初めた先駆として、食卓レシピに頭を悩ます主婦層から支持されてるだけだろう」とたかをくくっ…

「人生案内_負の感情ばかりの自分(回答者:いしいしんじ)」(2021年5月16日 読売新聞)

人生案内の回答者にいしいしんじが加わってくれてうれしい。 数少ない、読売新聞を読むモチベーションになりつつある。 今回はそのいしいしんじさんに、30代女性会社員の相談。 高齢の両親と障害のある姉の面倒を自分の少ない給料で面倒見なければならない…

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