ここがパンチライン!(本とか映画、ときどき新聞)

物語で大事なのはあらすじではない。キャラクターやストーリーテリングでもない。ただ、そこで語られている言葉とそのリアリティこそが重要なんだ!時代の価値観やその人生のリアリティを端緒端緒で表現する言葉たち。そんな言葉に今日も会いたい。

2015-11-03から1日間の記事一覧

『ニッポン異国紀行〜在日外国人のカネ・性愛・死〜(石井光太)』

・日本で死亡する外国人の数 6424人(2010年) →イスラム教徒、キリスト教徒、ユダヤ教徒の場合、土葬しなければならない →本国に移送するときエンバーミング技術が必要になる。隣国でも30万、アフリカには100万円以上。移送には日本から遠い国ほど高くつく…

『完全教祖マニュアル(架神恭介/辰巳一世)』

ちくま新書236P。太字になる部分は少ない。 チベット仏教でも、大昔には無上ヨーガ・タントラの行者が墓場で乱交したりしていたといいます。

『人間・この劇的なるもの(福田恆存)』

冒頭の一章を興味深く読む。その後は、劇作家の演劇論。 愛は自然にまかせて内側から生まれてくるものではない。ただそれだけではない。愛もまた創造である。意識してつくられるものである。 女はそう思う、だが男にはそれがわからない。 愛情は裏切られ、憎…