ここがパンチライン!(本とか映画、ときどき新聞)

物語で大事なのはあらすじではない。キャラクターやストーリーテリングでもない。ただ、そこで語られている言葉とそのリアリティこそが重要なんだ!時代の価値観やその人生のリアリティを端緒端緒で表現する言葉たち。そんな言葉に今日も会いたい。

『分類脳で地頭が良くなる(石黒謙吾)』

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今週ご本人にお会いするため、著作を読む。

和が意を得たり!まさにこういうこと!思考(アイデアの地平)を水平に展開していくこと、違うアプローチで言ってくれた!ほんとに弟子入りしたいわ。



すごい成績を上げている営業マンは必ず分類していると想像します

思考をよりクリアにするためには、まず最初に全体を見渡すこと、俯瞰を意識することから始めてみましょう


インプットが分類で、アウトプットが表現。クリエイションで言えば、分類は前半戦であり、創作の基礎工事です。

 

こうやって、タテに深堀りするのではなく、ヨコに拡げていく感覚なのが分類

 

オリジナルな発想を生み出すのは、まさにそういうニッチなゾーンの抜き出し方がポイントだと思います。

人間はどうしても既存の枠組みにとらわれがち。大きいくくりから順に考えてばかりいると、視野が狭くなってしまう。だからこそ、ときには当たり前と考えているくくり方を買える意識を持ってみることをオススメします。 

 

何を考えるときもこうしたチャートをイメージしています。
傾向を知ることで対策が見えてくる。


物事をタテ思考でばかり考えている人が多いなと感じます。

 

異なった事象に共通項を見出す「見立て」で考えていくと思考は拡がります。このヨコ思考ができていれば、急な課題を与えられても、臨機応変な対応ができるはず。

 

ネットでは、思いついていないものは検索できないということ。掘り下げることには向いているけれど、発想を広げていくことには向いているとは思えない。

 

発想の最初であるほど、タテ思考になってしまうことは避けたい。ひとつの方向へ向かうのではなく、パッと思いついたことから、ヨコにヨコに広げていくことが大事。つながりは論理的である必要はなく、極めて無責任に。
発想段階はとにかくボンヤリと俯瞰して、突き詰めない。

 

集中することはいいことだと思い込んでる!常にひとつのことに集中しているのは三流のすること!

 

 

 ニワトリが先か相武紗季か。

 

 

手羽先コウ

 



2016年、速くも出会った最初の名著でした。

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