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ここがパンチライン!(本とか映画、そんでときどき新聞の)

いま、物語で大事なのはあらすじではない。そこで語られている言葉とリアリティだっ!!ということで、卑怯で弱い人間を愛したい。人間の野蛮さ、愚劣さから目を背けたりしたくない。おのれ自身の端緒(根っこ)が絶えず更新されてゆくそんな経験をする、そのための記録。大江健三郎と吉田修一と。三島と太宰と。村上春樹と中村文則、小島信夫と舞城王太郎。カズオイシグロにミシェル・ウェルベック。カーヴァーとチャンドラー、ブコウスキーにキューブリック。コッポラにデビット・フィンチャー。ウディ・アレンもケヴィンスペイシーも。談志だって

『天変地異と心』養老孟司@2016年3月11日付 朝日新聞

新聞記事で・・・  批評・評論  自己を更新してく 

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東日本大震災の直後、「戦前、日本が曲がっていったのは関東大震災からではないかと考えている。大正デモクラシーがなぜ、軍国主義に変わってしまったのか。震災の影響が非常に大きかったのではないか」と言われました。

 

「脳は言わば入力装置ですが、例えば『見る』という入力の結果、頭の中で意識が生じる。

 

環境を知覚にできるだけ影響を与えないような姿に変えていった結果で、それを進歩した社会と言っている。僕はこれを『脳化社会』と呼んでいます。

 

逆に、外部からの知覚、感覚が暴力的に入ってくるような事態を脳みそは嫌います。大震災などの天変地異が起こるとそれぞれの人の脳に、暴力的ともいえる勢いで外部の事象が攻め立ててきて、意識の世界が妨害されます。

 

一神教キリスト教のように強力な神を持たない日本人は、神の目を恐れるというブレーキがないので、状況を安定させないと、思いきり変わってしまう危険性がある。〜」

 

 

「一日、15分でよいから人間がつくらなかったものを見たほうがいい」と養老さんは言う。