ここがパンチライン!(本とか映画、時々 新聞)

いま、物語で大事なのはあらすじではない。そこで語られている言葉とリアリティだっ!!ということで、卑怯で弱い人間を愛したい。人間の野蛮さ、愚劣さから目を背けたりしたくない。おのれ自身の端緒(根っこ)が絶えず更新されてゆくそんな経験をする、そのための記録。大江健三郎と吉田修一と。三島と太宰と。村上春樹と中村文則、小島信夫と舞城王太郎。カズオイシグロにミシェル・ウェルベック。カーヴァーとチャンドラー、ブコウスキーにキューブリック。コッポラにデビット・フィンチャー。ウディ・アレンもケヴィンスペイシーも。談志だって

『プライベート・ライアン』

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98年、スピルバーグ監督。

とにかく圧巻は戦闘シーン。

冒頭15分、のオマハビーチ(ノルマンディー上陸作戦)での戦闘は苛烈だ。

テレビの前で煎餅かじって横になりながらは観てられない。

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戦争の最前線は苛烈さを極める。

前の仲間がドカンドカン撃たれて身体が飛び散る。

海の中に飛び込んでも弾丸が飛び込んでくる。

腸とか出ちゃう奴、爆撃でもがれた自分の腕を探してる兵士。

 

末息子は生きている。彼を捜し出し、戦場から連れ戻すのだ。

 

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腹の何カ所からドクドク血を流して、モルヒネ何本も打ちながら、

死に際に「うちへ帰りたいっ!ママッ、ママッ」と云いながら死ぬ。

 

 

遂行の意義を感じられない、やるせない命令。

激闘の折、捕虜の扱いで感情的に対立する上下関係。

ジョン・ミラー大尉(トムハンクス)は、ドイツ兵に目隠しして歩いかせる。

「このまままっすぐ歩くと米軍がいるはずだ。彼等に投降しろ。」

 

部下が感情的に納得出来ないとき、自分の話をしだした。

故郷では教師だ。顔が変わったと言われる、確かにこんな任務だ。

だが、家に帰れば妻には胸を張って云える。任務をやり遂げたと。

物語の力。意気立った部下の感情的爆発を無効化した。

 

「途中で二人死んだんだぞ」

ライアン「二人の名は?」

 

 

ようやく探し出したライアンはといえば、

このまま仲間を置いて帰れない」とか言い出す始末。

 

ここで一緒に任務を遂げよう。この橋を護ろう。

 

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