ここがパンチライン!(本とか映画、ときどき新聞)

物語で大事なのはあらすじではない。キャラクターやストーリーテリングでもない。ただ、そこで語られている言葉とそのリアリティこそが重要なんだ!時代の価値観やその人生のリアリティを端緒端緒で表現する言葉たち。そんな言葉に今日も会いたい。

『ニッポン異国紀行〜在日外国人のカネ・性愛・死〜(石井光太)』

・日本で死亡する外国人の数 6424人(2010年)

イスラム教徒、キリスト教徒、ユダヤ教徒の場合、土葬しなければならない

→本国に移送するときエンバーミング技術が必要になる。隣国でも30万、アフリカには100万円以上。移送には日本から遠い国ほど高くつく。

→死体の移送でも故人のパスポートは必要

イスラム教徒埋葬地として土葬する許可を得る


エンバーミング技術=口を糸で縫合、静脈からたまっている血液と取り出し、内蔵からチューブで食物残渣と取り除いて、防腐処理のためにメチルアルコールやホルマリンなど薬品を流し込む。

 

・韓流セックスビジネス

三重県渡鹿野島(別名:売春島)いまはタイ人の本国に帰れない女性たちが多い

 

「年をとっても結婚もせずに日本に残っている人は、ほとんど帰国出来ないワケがある」

→炊き出しをする団体は組から息のかかった会社も多い、貧困ビジネスととば口とされる 

 

・バスタ(露天商)募集の広告はバスタの親玉が出してる。中東の仕事の無い若者をリクルーティングしている。ほとんどが観光ビザで来ているので不法就労者化する

→親玉はコピー商品の仕入れ買い付け。ヤクザにショバ代も払う、共存者として旅行な関係に。ヤクザからの頼み事も

→誘蛾灯のように、バスタの周りには若い日本人女性がいることが多い

→地方に住む若い女性のなかでは、バスタとの偽装結婚で30万得る人もいる。事実、それで関係性が出来れば、割のいいお見合いになる

 

・インド料理屋には、事実パキスタン、ネパール、スリランカバングラデシュ人が雑多になって働いていることが多い。顔も似ているので日本人は判らない。パキスタンやネパールはバーベキュー文化


・外国人にとって、日本の薬が怖い。何に効いているかわからないし

 

 

 

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