ここがパンチライン!(本とか映画、そんでときどき新聞の)

いま、物語で大事なのはあらすじではない。そこで語られている言葉とリアリティだっ!!ということで、卑怯で弱い人間を愛したい。人間の野蛮さ、愚劣さから目を背けたりしたくない。おのれ自身の端緒(根っこ)が絶えず更新されてゆくそんな経験をする、そのための記録。大江健三郎と吉田修一と。三島と太宰と。村上春樹と中村文則、小島信夫と舞城王太郎。カズオイシグロにミシェル・ウェルベック。カーヴァーとチャンドラー、ブコウスキーにキューブリック。コッポラにデビット・フィンチャー。ウディ・アレンもケヴィンスペイシーも。談志だって

『見過ごされてきたもの』(2016年11月17日付 朝日新聞)』

 

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社会について語る場面では、真実を口にしていたのはトランプ氏の方でした。

 

彼は「アメリカはうまくいっていない」と云いました。ほんとうのことです。「米国はもはや世界から尊敬されていない」とも言いました。彼は同盟国がもうついてこなくなっている真実を語ったのです。

 

 

クリントン氏は、仏週刊誌シャルリー・エブドでのテロ後に「私はシャルリー」と言っていた人たちを思い出させます。自分の社会は素晴らしくて、並外れた価値観を持っていると言っていた人たちです。それは現実から完全に遊離した信仰告白に過ぎないのです。

 トランプ氏選出で米国と世界は現実に戻ったのです。幻想に浸っているより、現実に戻った方が諸問題の対処は容易です。

 

 

民主主義という言葉は今日、いささか奇妙です。それにこだわる人はポピュリズムを非難します。でも、その人たちの方が、実は寡頭制の代表者ではないでしょうか。大衆層が自分たちの声を聞かせようとして、ある候補を押し上げる。それをポピュリズムといってすませるわけにはいきません。

人々の不安や意思の表明をポピュリズムというのはもうやめましょう。

エマニュエル・トッド

 

 

自立やフェア(公正)であることを好み、大きな連邦政府による再分配やアンフェア(不公正)を嫌う。思想的、宗教的な深い部分に根ざす感覚です。

渡部恒雄 笹川平和財団特任研究員)