『文藝春秋 2016年の論点100』
年明けちまったがオンブログ。
イミダスや知恵蔵みたいなので、300ページはあるけれどさらっと読んだ(まず興味対象外なものは取り込まず、とんでもっぽい論者もいるので、、)。
全人口を年齢順に並べて、ちょうど半分にあたる中央値をみると、ドイツと日本は45歳。フランスは40歳、アメリカは38歳。ブラジルは31歳になります。普通、高齢化が進んだ国は現状維持をもとめ、保守化します。ところがドイツの場合、保守的、現状破壊的政策が同居しているのです。
海外のインフラプロジェクトくらい難しいものはないのだ。
日本企業が手がけた海外インフラプロジェクトを数多く見てきたがそのほぼ100%が赤字になっている。最近では大成建設がボスポラス海峡のトンネル工事でトルコ政府に約束のカネを払えと交渉している。(だから日本企業は海外インフラをODAでしかやりたくない。ODAのひも付きであれば代金は日本政府からもらえるので取りっぱぐれがないのだ。)
トヨタはドルに対して1円の円安で営業利益が約400億円増える。
フランスのTGVを押し付けられた韓国である。
現在、日本には寺院が約77,000カ寺ある。コンビニが5万3208店ある。
ノーベル賞候補))
リストにも毎年20人前後候補として並んでいる。
水島公一ら、リチウムイオン電池の開発者。3Dプリンターの原理を発明した弁理士の小玉秀男にも受賞のチャンスはめぐってくるだろう。
革新派といわれる人々は、人間が賢いと考える理想主義者です。
安倍政権は、革新政権だと僕は考えています。頭で考えた「いいもの」には、ろくなものはないと思っていたほうがいいでしょう。
森本あんり、
教養とは、つまるところひとが手に入れる知識の何かではない。何かを知ることが、その知を得た者の人格に深く影響を与えずにはおかないようなしかたで知ることである。